日産が新型「スカイライン」手放しOKの「プロパイロット2.0」初搭載 “日産顔”にチェンジで登場

日産「スカイライン」がマイナーチェンジし、新たに運転支援技術「プロパイロット2.0」が搭載されて、高速道路での手放し運転が実現します。また、デザインも一新され、Vモーショングリルや伝統の丸目4灯リアランプが採用されました。

マイチェンだけどすべてが進化した新型「スカイライン」

 日産「スカイライン」がマイナーチェンジし、2019年9月より発売されます。

インフィニティのエンブレムがなくなった日産新型「スカイライン」
インフィニティのエンブレムがなくなった日産新型「スカイライン」

 1957年の初代誕生から60年以上が経過したスカイラインは、多くのユーザーから愛されてきた、日産を代表するプレミアムセダンです。

 歴代スカイラインは、常に時代の最先端の技術を採用し、進化を続けてきましたが、新型スカイラインも日産の新たな時代の幕開けのモデルとして進化を遂げています。

 外観のデザインは、フロントグリルに日産ブランドの象徴である「Vモーショングリル」を採用し、スポーティなフロントフェイスとしました。

 また、従来モデルは、日産が海外で展開する高級車ブランド「インフィニティ」のエンブレムを装着していましたが、今回のマイナーチェンジを機に再び日産エンブレムが装着されることになりました。

 リアのデザインは、スカイラインのアイコンである丸目4灯のLEDリアコンビネーションランプを採用し、先進的でありながら、一目でスカイラインだとわかるデザインに変更されています。

 ボディカラーに新色のカーマインレッドを新設定。光の当たり具合によって鮮やかな発色と深みのある陰影のコントラストが生まれ、スポーティな走りを予感させ、抑揚のある外観デザインをさらに引き立てます。

 内装は、プレミアムスポーツセダンとしての機能性と質感がさらに向上。ハイブリッド車には、日産国内初採用となるカラーヘッドアップディスプレイや、7インチの大型アドバンスドドライブアシストディスプレイなど、先進運転支援技術「プロパイロット2.0」専用の装備を採用しています。

 新型スカイラインのトピックスとして、先進運転支援技術「プロパイロット2.0」が搭載されたことがあげられます。ハイブリッド車のみの設定となる「プロパイロット2.0」は、高速道路で同一車線内ハンズオフが可能なナビ連動ルートを実現した世界初のシステムです。

 ナビゲーションで目的地を設定し、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行が開始。ナビと周囲360度のセンシング情報に基づいて、ルート走行中の分岐や追い越しのための車線変更の適切なタイミングをシステムが判断し、ドライバーに提案します。

 ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作を承認することで、車線変更支援を開始。車線変更や追い越し、走行車線への復帰をスムーズにおこないます。

 さらに、「プロパイロット2.0」では、高速道路の本線走行中に、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・車両の状況に応じてすぐにハンドルを操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でのハンズオフ(手放し)運転が可能となりました。

 また、ドライバーが前方注意やハンズオンを促す警報に反応しなかった場合、システムが車両を緊急停止させ、専用のオペレーターに自動接続する「プロパイロット緊急停止時SOSコール機能」も備えています。

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