トヨタ人気SUV買うならどっち? 「C-HR」と「RAV4」の気になる違いとは
新車市場で人気のSUVジャンル。2018年の販売台数ランキング(登録車)では、トヨタ「C-HR」が同ジャンルでもっとも売れたクルマです。しかし、2019年上半期の同ランキングでは、15位と勢いが落ちています。その背景には、約3年ぶりに復活したRAV4の存在がありました。C-HRとRAV4は、開発コンセプトは違っても販売面では比較対象になるようです。両車の違いとはどんなものがあるのでしょうか。
個性の異なる同じトヨタのSUV
日本の新車市場では、SUVの人気が続いています。なかでも、近年販売台数の上位に位置するのがトヨタの「C-HR」です。コンパクトSUVならではの使い勝手の良さや個性的なデザインが人気の理由といわれています。
しかし、販売好調なC-HRの意外なライバル車が2019年4月に登場しました。それは、過去にあったRVブームの火付け役だったトヨタ「RAV4」です。
開発コンセプトは違っても、同じSUVジャンルになります。販売面などで影響はないのでしょうか。
C-HRがデビューしたのは2016年12月、英国高級車ブランドのジャガーなども参入してSUVが世界的にブームになっている時期です。
世界的な人気もあって、2017年の年間販売台数ランキング(登録車)で、1位のトヨタ「プリウス」(16万912台)、2位の日産「ノート」(13万8905台)、3位のトヨタ「アクア」(13万1615台)という実用的なハイブリッド車に続いて、トヨタ「C-HR」(11万7299台)が4位に入り、国内SUVではナンバー1となりました。
しかし、2019年上半期(1月から6月)販売台数ランキングでは、1位プリウス(7万277台)、2位ノート(6万8543台)、3位アクア(6万349台)までは同じですが、SUVトップには14位ホンダ「ヴェゼル」(3万3445台)、15位C-HR(3万2221台)という惨憺たる結果です。
その背景には、約3年ぶりに日本市場へ復活したRAV4の存在があります。2019年4月10日に発売された結果、同年5月の販売台数が6817台(7位)、6月が7822台(11位)と着実に販売を伸ばしています。
C-HRとRAV4について、トヨタの販売店スタッフは、次のように話します。
――RAV4が追加されたことで、販売面にはどのような影響がありますか。
以前までのように、SUVの代表車種が『ハリアー』や『ランドクルーザーシリーズ』しかない状態ですと、“少し小さめのサイズが欲しいというお客様”や“ミドルサイズがほしいけどハリアーより大人しめが希望”というニーズに応えるのが難しい部分でした。
しかし、『RAV4』が新たに追加されたことで、ミドルサイズを希望するお客様に『ハリアー』と2種類を提案できるのは販売店としては心強いです。
――売れ筋の「C-HR」に影響はないのでしょうか。
『C-HR』に限らず、SUVモデルの棲み分けは出来ていると思います。最近のSUVは、ミニバンやセダンなどの他ジャンルから乗り換えるお客様も多く、その分ニーズも多様化しています。
そのため、市販されているSUVも想定した利用シーンも異なり、3列シート車やアウトドア向け、使い勝手の良さなどさまざまな要素を特徴としているのです。
トヨタのSUVという部分では、影響があるかもしれませんが『C-HR』はどちらかというと街乗りがメインです。『RAV4』は街乗りに加えて『ハリアー』よりもアクティブさがあるという点でどちらとも被らないと考えています。
「Ch-rはTNGA」とか言ってるが、RAVもTNGAです。そのことは何も書いていない。なぜ?
この2つは、違うカテゴリーの車です。カローラとカムリを比較しているようなものです。
同じ4WDとは言え、日本の道路事情からすると、ラブ4の方が大きい、乗り心地もラブ4良いみたい!4WDはどの車も全幅が大きい、ただし4WDは古くなっても
リセールが良いみたいだけど?