九州で大雨による冠水車が続出! JAFがロードサービス救援要請の件数を発表

JAFの九州本部は、南部九州で降り続いた大雨の影響による救援要請を速報でまとめました。冠水車にならないためにはどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。

梅雨の豪雨で続出した冠水被害! 救援要請は何台?

 一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の九州本部は、南部九州で降り続いた大雨の影響による、ロードサービス要請の2019年6月30日0時から7月1日17時までの件数を速報でまとめました。

冠水車のイメージ
冠水車のイメージ

 九州では、短時間で局地的に激しい雨が降ったため多くの車両が冠水・水没し、九州全体で救援要請が45件発生しました。

 県別の内訳は、鹿児島で25件、宮崎で4件、熊本で16件となっており、なかには冠水路(水があふれた道路)を無理やり走行したことが原因と思われる事例もみられました。

 これからは梅雨末期に入り、台風・ゲリラ豪雨などによる大雨の時期を迎えますので、クルマの浸水トラブルにはいつも以上に気を付ける必要があります。今回の車両冠水トラブル多発をうけ、JAF九州本部では注意ポイントを下記のようにまとめています。

■大雨・集中豪雨時にクルマの浸水トラブルを防ぐポイント

・大雨・集中豪雨のときは視界や見通しが悪く危険です。なるべく運転を控え、運転する場合は決して無理をしないでください。

・地下道やアンダーパス(鉄道などの下を通過する道路)は水がたまりやすいため、短時間で水位が上昇する恐れがあります。周囲より低い位置にある道路は避けて通行しましょう。

・比較的水深が浅く(5cmから10cm程度)ても、水面下の様子は分かりにくく脱輪などの危険性が高まります。冠水している道路は避けて通行しましょう。

・周囲より低い場所にある駐車場には水がたまりやすいので、安全を確保した上で、状況に応じて保管場所を変えることも必要です。

・万が一乗車中に浸水してしまい、冠水により窓やドアが開かないときやシートベルトが外れないときのため、ガラスを割るための緊急脱出ハンマーや、シートベルトカッターを車内に常備しておきましょう。

【了】

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