カッコ悪かった「きのこミラー」なぜ減った? SUV・ミニバンの突起ミラーが消えた理由
いつの間にか見なくなったリアアンダーミラーとは、どんなもの?
サイドアンダーミラー同様に、最近見かけなくなったものとして「リアアンダーミラー」があります。
RVブームやミニバン黎明期には、バックドア上部に備え付けられたミラーが死角になる部分を映す装備として、純正装着やオプションとして定番アイテム化していました。
車体後方、とくにリアバンパー周辺の死角を映すものとして、大きなサイズのクルマに乗るユーザーからは好評のアイテムでした。
当時、リアアンダーミラーを装着していたモデルには、トヨタ「ランドクルーザー」、ホンダ「CR-V」「ステップワゴン」や三菱「デリカ(スターワゴン、スペースギア)」、日産「セレナ」などがあり、これらのモデルは、2009年以前に存在していた歴代モデルには装備されていました。
例えば、ホンダ「ステップワゴン」は、ともに2代目モデルまでは装備例がありましたが、3代目(2005年)からは設定がありません。
同様に、三菱のデリカは、4代目「デリカスペースギア」までは設定がありましたが、5代目「デリカD:5」では無くなっているようです。
リアアンダーミラーが無くなった理由について、大手自動車メーカーの広報は次のように話します。
「第一に、2010年頃にクルマの突起物に関する保安基準の改正によって、基本的には禁止となりました。ただ、猶予期間があったため、一部のモデルではオプション設定があったようです。
また、改正と同時期からリアカメラや360度カメラなどが普及したことによって、リアアンダーミラーの必要性が無くなっています」
そんななか、取り付け部分が変わっても車体後方の視界をサポートするミラーを備えているのが、ホンダの「N-BOX」です。前述の販売店スタッフは次のように話します。
「N-BOXには、後方視角支援ミラーという装備が全車標準で付いています。これは、バックドアの内側に備え付けられ、車両に近い後方を映し、車内からは死角となりがちなエリアを正立像として確認できるので、後退時などで安心感を与えてくれると好評です」
※ ※ ※
サイドアンダーミラーとリアアンダーミラーは、双方とも安全面を考慮した過程で誕生した装備です。サイドアンダーミラーは、より安全性を考慮し、設置場所を変えつつも生き残っています。
対して、目視で確認するリアアンダーミラーは突起物という別の安全を考慮した結果、リアカメラ(モニター)に役目を譲りました。
これからのクルマは、より安全性の向上が求められます。それは、乗員や歩行者など交通社会に関わるすべての人が安心して暮らせるための重要な要素なのです。
【了】
今の法規の状況を100%認知はしていませんが、昔はサイトアンダミラーやRRミラーは、欧州の部品認証にそもそも規定がなく、欧州認証取得義務国への輸出車両には規定外のミラーは装着できず車両認証が取得不可でした。欧州車には基本的に装着がありません。認証のグローバル化で、国内専用の規制や認証が、貿易障壁と取られかねない事情もあり、電装品でもOKと解釈で対応したのだと思います。
法規がどうとかいうが実際はただかっこ悪いだけなのだろう。特に煙を筋状に流す空力性能のアピールのような絵では、ミラーのところだけ煙が乱れてみっともなくなるので、アピールとしてはマイナスであるということでこういうミラーは廃れたのではないか。まあこういうことは書けないよね、車業界の物書きとしては。
4駆なら全然悪くないでしょう
これがないと逆に格好悪いよね。
非対称の美学だよ。
本格クロカン乗ってるけどキノコミラーだけはダサすぎて嫌だったから高いオプション代払って無くしたわ。
自分もこれ好きです。
レトロというかアナログな無骨感があって格好いい。
でも世の中の車好きは総じてあまり美的センスが良くないのでカッコ悪いと感じるんだと思います。致し方なし…
へぇー、逆に付いてるとカッコイイと思ってました
サファリに乗ってるときに着いてたけど使いやすかったな。車高が高いから助手席の足回りを見るので実用性が高かった。見た目も格好良かったけどな。
無くなると逆に見にくそう。
国交省に勤める知り合いが言ってたけど、国交省の偉い人が左折巻き込まれ事故にあった後にキノコ装着義務化になったらしい。
クソが!
きのこミラー??
ガッツミラーは聞いたことあるけど。
かっこ悪いとは思わないが、邪魔なパーツに思います。
仕事柄、担当者固定の車ではなく、空いている車で山奥の車幅ギリギリのような道をよく行きます。以前あったパジェロバンなどは、初めて乗っても鼻先にサイドアンダーミラーがあるので谷側路肩の位置が視線をあまり動かさずに確認でき、「これは優れもの」と思っていました。現在、仕事用の車が軽箱バン、エクストレイルやフォレスターに変わってきましたが、軽箱バン以外の車にたまに乗ると、ドアミラーの下についているサイドアンダーミラーでは視線の動き幅が大きすぎるので怖い。関係ないけど、最近の車は、バックするときの死角が大きすぎて行き止まりの林道を入っていくときだけでなく、帰るときに緊張する。(車幅ぎりぎりのところを、バックカメラだけで方向転換できるところまでバックするのが怖い。枝が垂れ下がってないなど状況良いときは、まれにリアゲートを開けて後方直下の路面を見ながらバックすることもあり。)
エスクードに付いていた小さなミラーでは、視界も狭くほとんど意味を成さない。
しかし、ランクルやビッグホーンのようなサイズのあるミラーは、回転時に左前角もはっきりが見えて、役に立った。
カッコだけでものをいうより、実用的かどうか、が重要だと思う。
あとサイドミラーの下に小さいミラーぶら下げるのやめてもらっていいですか?ダサいので。
美的センスのかけらも無い。
あれが付いてるだけで購入選択肢から外します。
左側面の死角以上に通行人を引っ掻けるリスクの方が大きい。そもそもドアミラー等の突起物の危険性を無視し続けた車のデザインが問題である。
空力考えて走らす車種?
的はずれなコメント
過去にトヨタ車で欲しいなと思う車が3車種ほどあったけど、いずれもキノコが厭で買わなかった。
30年ほど前、初めて1BOXを買った時にカリフォルニアミラーを付けました。もちろんリアアンダーミラーも。狭い道でもタイヤがミラーで見えてるのでギリギリまで寄せることが出来たし、車の死角が減って良かったですよ。10数年後の買い替え時にカリフォルニアミラーを希望したら、仕様に無く取り付け出来ないと言われました。ミラーで見える範囲が広いので、今でもあのミラーが欲しいです。
コストダウンで利益率アップだろ
言い訳するな
SUVは要らないがクロカンは付いてる方がかっこいいでしょ。
今のドアミラーより、前方に位置していたフェンダーミラーの方が視認の良さから
運転はし易かったなあ。
リアアンダーミラーは便利です。バックで白線又は他車ギリギリに止める時はカメラでは無理ですが、リアアンダーミラーなら可能です。
バックで駐車白線にビタ止めするのに、リアアンダーに勝てるものはない。