【今日はなんの日?】BMW 新型「8シリーズクーペ」世界初公開の日
BMWのラグジュアリースポーツクーペ「8シリーズクーペ」が、2018年のル・マン24時間レースの直前である、6月15日に発表されました。
BMWの「ル・マン24時間」復帰のタイミングに合わせた発表
伝統的な耐久レース「ル・マン24時間」。2018年は、そのレース前日である6月15日に、BMW「8シリーズクーペ」の新型が発表されました。
並行して開発されたレーシングカー「M8 GTE」がBMW TEAM MTEKとして9年ぶりのル・マン24時間復帰を果たすことで注目を集めたので、「8シリーズクーペ」はこれ以上ないほど最高のタイミングでの発表でした。
初代「8シリーズ」は、BMWの最上級クーペとして1989年秋にフランクフルトモーターショーで発表されましたが、1999年には生産終了となります。その8シリーズがおよそ20年ぶりに復活を果たすというニュースは瞬く間にクルマ好きの間に広まりました。「THE 8」という呼び名がついた、フラッグシップクーペに位置づけられています。
BMWは、2017年5月に「8シリーズコンセプト」の市販バージョンとして公開されたこの8シリーズクーペに対して「感情を揺さぶるクルマ」と表現しました。
これまでのBMWブランドの伝統をふまえながら、低い車高に長い全長、重厚感、2シーターなど、スポーツクーペ好きを唸らせる要素が盛りだくさん。
ボディサイズは全長4843mm、全幅1902mm、全高1341mm、ホイールベースは2822mm。日本では「M850i xDrive クーペ」グレードのみの展開です。
インテリジェント4WDシステムや制御式リアアクスルディファレンシャルロック、インテグレーテッドアクティブステアリング、アクティブロールスタビライザー付きアダプティブMサスペンションプロフェッショナル、20インチアルミホイールなどを装備しており、スポーティさとラグジュアリーを兼ねそなえた、まさにフラッグシップクーペといえるクルマです。
そして2019年5月、現在開発中であるBMW「M8クーペ」の最新プロトタイプの画像が公開されました。
この新型M8クーペは、今回取り上げている「8シリーズクーペ」がベースです。エアロダイナミクスやエンジンの冷却性能を引き上げる専用バンパーをはじめ、ベース車両の新型8シリーズに「M」らしさを加えています。
現在発表されている情報によると、駆動方式は4WDの「M xDrive」となり、前輪と後輪の駆動配分を調整可能で、新型M8クーペ向けに専用チューニングが施されます。パワートレインはBMW Mが開発を手がけたV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。現時点で排気量は公表されていませんが、BMWによると最大出力は600馬力を上回り、高回転型のエンジンになるといいます。
加えて、このM8モデル向けに専用開発されたコントロールシステムは、ドライバー好みによってパワートレインやサスペンション、ブレーキ、ステアリングの設定・調節が可能となっています。
【了】
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