アメリカが羨ましい! 日本未発売のイケてるセダン5選

北米で絶大な人気と信頼性を誇る「レガシィ」

●スバル「レガシィ」

北米専用の水平対向6気筒エンジンを搭載する「レガシィ」

 スバルはもともと北米市場への依存度が高く、その状況を打破すべく1989年に投入されたのが初代「レガシィ」でした。

 スバルが狙った通り日本国内で大ヒットし、スバルの業績を回復させましたが、同時に北米市場においても成功を収めています。

 現行レガシィは2014年登場の6代目となり、日本では「レガシィB4」として販売されているモデルと基本的には同一です。

 しかしながら、日本仕様との決定的な違いは水平対向6気筒エンジンの有無です。日本仕様のレガシィB4に搭載されるエンジンは2.5リッター水平対向4気筒のみですが、北米仕様のレガシィには3.6リッター水平対向6気筒エンジンを搭載する「3.6R Limited」というグレードがあります。

 この3.6R Limitedは、4気筒エンジン搭載モデルの175馬力に比較して256馬力という高出力を誇るほか、マフラーが「片側シングル出し」から「左右二本出し」という違いがあります。

 その分、価格は3万1545ドルとやや高めですが、「日本では買えない」となると余計に欲しくなってくる人も多いかもしれません。

●トヨタ「アバロン」

北米トヨタのフラッグシップセダン「アバロン」

 トヨタ「アバロン」は1994年、北米向けに「トヨタ」ブランドの最高級セダンという位置づけで販売を開始しました。一時期、日本でも販売されていましたが現在は導入されていません。

 現行モデルのアバロンは2018年に北米市場に登場したばかりで、エントリーグレードの価格が3万5650ドルです。「カムリ」が2万4095ドルからであることを考えると、アバロンの高級志向が分かります。

 アバロンに搭載されるパワーユニットは3.5リッターV型6気筒と、2.5リッター直列4気筒+ハイブリッドの2種類が用意されています。

 大きく口をあけたフロントグリルからはダイナミックな印象を受け、そして横長デザインのLEDヘッドライトや立体的なテールランプによって、よりワイドなイメージも感じられます。

 前後バンパーやボディはエッジによってメリハリが強調され、大きな車体ながらもシャープさや軽快さが感じられます。

※ ※ ※

 ただでさえ少ない日本のセダンラインナップのなかで、スポーティなモデルは、さらに少なくなってしまいました。

 今後もSUVやミニバン人気に押され、より少数派になってしまうかもしれません。しかし、運転して楽しいのはやはりセダン、という声もよく聞かれます。

「こんなセダンなら欲しい」と思わせるデザインや、かつての高性能セダンのようなスペシャルモデルの復活を期待したいところです。

【了】

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1件のコメント

  1. 宣伝ばかりでどれが記事なのか分かりにくい

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