カフェ化なぜ増える? クルマ屋が男性主体から女性やファミリーへ客層を変える理由
クルマに興味のない層を取り込み ブランドイメージアップ
「Mercedes me」に限らず、カフェスペースがあるカーショップの場合は、クルマの知識があまりない人や女性でも入りやすい上に、リーズナブルな価格でカフェを利用できるメリットがあります。
中古車買取販売大手のガリバー(株式会社IDOM)は、ファミリーカー専門店の「スナップハウス」を展開しています。
「家族のもう一つのおうち」がコンセプトのスナップハウスにはカフェが併設されています。カフェスペースを設置した理由について、担当者は以下のようにコメントしています。
「ファミリーカーの専門店ということで地域の家族連れのお客さんが多数来店することを想定し、地域交流の場としても活用できるように、カフェの設置を考えました。
お店の内観も通常のガリバー店とは異なっており、木目調のインテリアをベースにしてコーディネート。窓も大きめにレイアウトすることで日中は日差しが入り込み、照明なしでも明るい店内です。
スペースも広く、自然の中で過ごしているかのような温かみを感じながら時間を過ごせます。子ども連れの女性客も多いのですが、誰でも気軽に立ち寄れて、ついでにクルマの相談もできるようなお店を目指しています」
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ガリバーではカフェの有無で客層に違いがあり、通常の店舗より子ども連れの客層(特に子ども連れの女性客)の来店が多く見受けられるとのこと。カフェスペースは料金がかかりますが、クルマに興味がない人でも入りやすいのが魅力かもしれません。
クルマが好きな人は実際にクルマを見に。あまり興味がない人はお茶をしに。平日の昼間に子どもの相手をしている主婦の方でも、カフェ併設型のカーショップは気軽に利用することができます。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
【了】
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