減らない「あおり運転」どう対処? 取締強化で根絶目指す警察、被害受けた場合は即110番
危険なあおりから身を守る!覚えておきたいあおり運転対策
もし自分があおり運転の被害に合った場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
実際に、あおり運転行為を受けた場合には、人目の多い駐車場や、高速道路であればSA・PAなど安全な場所への避難が望ましいです。
また、同乗者がいる場合は携帯電話などで警察署に通報。一人の場合は、身の安全の確保を優先し、安全に停車してから通報するようにしましょう。
しかし、あおり運転を受けたとしても、警察への通報をためらう人が多いようです。自動車保険会社がおこなったアンケート調査では、70%の人があおり運転の被害に合った経験があるにもかかわらず、2%程度の人しか通報していなかったといいます。
実際にあおり行為を受けたことのあるドライバーは、
「子供を連れて郊外の両親がいる実家に通うため、よく高速道路を利用しています。軽自動車なのであまりスピードを出すと怖いというのもあって、たしかにゆっくり走っているかもしれません。女性が運転する軽自動車だと思って馬鹿にされているのか、車間距離を詰めてくるクルマは多いです。子供も乗せていますのですぐに譲るようにしていますが、気持ちのよいものではありません」といいます。
あおり運転を受けた場合の対処方法について、前述の警察官は次のように話します。
「ためらうことなく110番通報をしてください。また、警察官が到着するまではドアをロックし、車外に出ないようにすることで、不要なトラブルの可能性を減らすことができます」
近年では、さまざまな機能が付いたドライブレコーダーも発売されています。また、最新のクルマでは「SOSコール」や「ヘルプネット」といった緊急通信システムなどで、オペレーターを介して警察などに連絡できます。
しかし、対策を万全にしてもあおり運転をゼロにできるとはいえません。そのため、自分が巻き込まれないような運転環境を作ることも大切です。
ウインカーを出さない車線変更、急な割り込み、追い越し車線を走り続けるなどは、あおり運転の原因にもなります。交通ルールを守り、周囲の状況を把握して、余裕のある運転を心がけましょう。
【了】
あおり運転を生む、
20キロ以下で派するクルマも取り締まりをしてほしいです。
こちらのはうが問題です!
一般道だと「駐車車両を避けておくため」に右車線を巡航するのだろうけれども、きちんとバックミラーとサイドミラーを確かめて自車が車線変更できる車間(あのクルマの後ろなら入って問題なし)を知っていれば車線の変更は難しくない。
つまりは後方・側方は見ないで運転している人が同様の事(いったん右に移ったら怖くて左に戻れない)を高速道路でもしている多いんだと理解している。