奥様目線に変化あり? 王道「ミニバン」から「SUV」に変化するニーズとは
軽自動車では女性のニーズに特化したモデルが目立つ
ミニバンやSUVと同様に人気が高い「軽自動車」や「コンパクトカー」も女性から人気が高いジャンルですが、乗車人数や積載性を考えると劣ります。
しかし、都市部以外の地方では「一家に一台」といわれるほど、クルマとの関わりも深いため、セカンドカーとして近所の買い物などに使いやすい軽自動車が人気です。
とくに軽自動車は、主婦層を始めとする女性をターゲットにしたコンセプトをもつモデルも多く存在します。なかでも、「女性らしさ」を全面に押しているのが2018年6月25日に発売されたダイハツ「ミラ トコット」です。
ミラ トコットの発表時にダイハツの担当者は、次のように述べています。
「ミラ トコットは、部門を超えて集まった想定ユーザーに近い7人の女性社員が開発を担当しました。いままでの男性からみた女性らしいクルマづくりではなく、女性目線からみたクルマづくりをするために、女性主導のプロジェクトとしています」
そのため、ミラ トコットは、先端が見やすく車両感覚がつかみやすいスクエアなボディとひと目で分かるスイッチ類や使い勝手の良いインテリアを特徴にした、若い女性をターゲットにしたクルマです。
同様のコンセプトをもつスズキの「アルトラパン」のユーザー構成比は、約9割を女性が占め、なかでも20代から30代が最も多いクルマです。
2018年12月6日に発売した特別仕様車「アルトラパン モード」では、シックでクールな印象のなかにも女性らしいかわいさが感じられる“大人かわいいラパン”をコンセプトとしています。
そのほか、売れ筋軽自動車のホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」でも、日常の使い勝手に考慮したシートアレンジが可能。また、車内に小物の収納スペースを多数設けたほかベビーカーの載せやすさも特徴です。
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クルマの購入は、利用用途によって大きくニーズが変化します。一昔前までは、男性が主導する形でクルマの購入を検討していましたが、最近では女性がメインとなったクルマづくりや販売戦略が多くなっています。
若者の車離れとはいわれる一方で、女性視点で見てみるとクルマに親しみやすくなった時代に変化しているようです。
【了】
踏み間違いによる事故が多発しているのに メーカーは何ら対策を講じててない、注意喚起だけ、自動車
以外の事、もの あらゆる分野の事故は社会的責任に於いて直ぐに改善されているのに自動車だけはべつもの? 膨大な利益をえているのに、どれだけの人命を犠牲にしたらいいのだ" ユーザーもいつまで自分の責任とおもっているのか? 車のメカニズムの最大の欠点ではないのか?