燃費王者「トヨタ」はミニバンでも低燃費か? ミニバン燃費ランキングTOP5
2018年ミニバン販売台数1位の日産「セレナ」も登場
●3位タイ 日産「セレナ e-POWER」 JC08モード燃費 26.2km/L
日産を代表するミニバン「セレナ」の2018年の販売台数は9万9865台と好調が続いています。室内空間の広さと多彩なシートアレンジで使い勝手が良いことが好調の要因のひとつです。
そのセレナの中でも、エンジンで発電した電気を用いてモーターで走る「セレナ e-POWER」は、アクセルペダルだけで加減速できる「e-POWER Drive」を備え独自の運転感覚を提供しながらも、JC08モード燃費は26.2km/Lと低燃費を実現したことで話題となっています。
発電に用いられているエンジンは1.2リッター直列3気筒の「HR12DE型」エンジンで、タイヤの駆動は「EM57型」モーターが担います。
セレナ e-POWERシリーズのベーシックグレード「e-POWER X」の価格は296万8920円です。
車間保持やステアリングアシストを自動で行なう先進装備「プロパイロット」も用意されている最上位グレード「e-POWER AUTECH Safety Package」は382万1040円となっています。
●5位 ホンダ「オデッセイ ハイブリッド」 JC08モード燃費 26.0km/L
1994年に発売されたホンダ初代「オデッセイ」は、乗用車ベースの低ルーフミニバンブームを巻き起こし大ヒットとなりました。現在販売されているモデルは2013年に登場した5代目で、ハイブリッド仕様は2016年のマイナーチェンジ時に追加されたものです。
リチウムイオンバッテリーを前列シート床下に配置してガソリン仕様と変わらない室内空間を確保しながらも、JC08モード燃費26.0km/Lを誇ります。
ホンダのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」は、2リッター直列4気筒の「LFA型」エンジンに「H4型」モーターが組み合わされています。発進のみならず多くの場面でEVとして走行し、燃費を向上させていることが特長です。
力強い加速が必要な時や高速クルーズ時などはエンジンの出力を直接タイヤに伝え、走行状況に合わせて効率よくクルマを動かします。
価格はベーシックな「HYBRID・Honda SENSING」が375万円(8人乗り仕様)で、7人乗り仕様のみラインナップされた最上級グレード「HYBRID ABSOLUTE・EX Honda SENSING」は415万円です。
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ファミリーユースも多いミニバンを選ぶ際には、家計の予算を守るためにも燃費の良さは重要な要素といえるのではないでしょうか。車格や乗車定員に合わせて、車種選びの参考にしてみてください。
【了】
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