マツダが乗用車のクリーンディーゼルモデルを北米初導入 売れ筋モデル「CX-5」に搭載

マツダは北米市場に、乗用車として初めてのクリーンディーゼルモデルを投入すると発表しました。ディーゼルモデルを要望する声が多かったということで、売れ筋モデルの「CX-5」に搭載されることになりました。

米国の排出ガス規制をクリアしたクリーンディーゼルエンジン搭載

 マツダは、2019年4月17日から開催されたニューヨーク国際自動車ショーで、米国向け「CX-5」のラインナップにクリーンディーゼルモデルを追加し、受注を開始したと発表しました。なお、発売は2019年夏を予定しています。

マツダ「CX-5」(写真は国内仕様車)

 北米向けのマツダの乗用車として、初めてクリーンディーゼルエンジンが投入されることになりました。

 米国向け「CX-5」に搭載される「SKYACTIV-D 2.2」は、クリーンディーゼルエンジンならではのレスポンスの良さと高回転まで軽快に伸びる爽快なエンジンフィールはそのままに、米国仕様専用の燃焼制御や排出ガス浄化処理システムを採用することで、米国の排出ガス規制をクリアしました。

 SKYACTIV-D 2.2を搭載したCX-5の北米での価格は4万1000ドルからで、日本円で約459万円となります(1ドル:111.92円/2019年4月18日現在)。

 CX-5は、マツダが北米で販売しているモデルの中で最も販売台数が多い人気モデルです。そのため、ディーゼルエンジン導入を要望する声が多かったといいます。

 マツダノースアメリカンオペレーションズの社長に新たに就任したジェフリー・ガイトン氏は次のようにコメントしました。

「北米でCX-5のディーゼルエンジン搭載モデルがデビューするのをうれしく思います。マツダはプレミアムブランドを目指すなかで、お客様が期待するパワートレインの選択肢をさらに広げていきます」と、CX-5のクリーンディーゼルエンジン搭載車導入を歓迎しました。

【了】

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Writer: くるまのニュース編集部

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