これはいいね! ボルボ「V60 CC」はどんな道でも走破できる究極のワゴン?

どんな道でも不安なく走れるのが魅力

 一般道は当然ながら、ワインディングロードを割と早いペースで走っても重心の高さを感じない。もちろんサーキットに持ち込んでタイムアタックするとV60より遅いだろうけれど、そんな走りをしなければ限りなくステーションワゴンに近い。試乗会に筆者(国沢光宏)のクルマ(ボルボ・XC60 D4)で行ったため、しっかり比較出来た次第。

 持ち味を発揮するのが荒れた道や雪道である。今回、未舗装路を少しながら試してみたら、やはり余裕ある地上高が素晴らしい。

 林道だって全く不安無し。荒れた場所に止めて下回りを覗いてみると、100mmくらい余裕ありました。走ると上下するだろうが、これくらいの地上高あると安心です。雪道(特に新雪や吹きだまり)もぜひ試してみたい。

クロスカントリーの特徴でもあるフェンダーアーチモール

 こんなクルマを持っていたら、休みの日に山奥の温泉など行きたくなっていく。釣りやオートキャンプなど未舗装路を走る機会の多い趣味を持っているなら最高の相棒になってくれることだろう。

 参考までに書いておくと、安全装備は全て標準。危機あれば自動的に止まるか自動的に避けるか、警告を鳴らしてくれる。新しい世代のボルボに乗っていれば、イヤな事故の確率が普通のクルマの10分の1以下になると思う。
 
【了】

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Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

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