なぜセダンはトヨタしか売れない? 日産ブランドが消えた「スカイライン」は負のスパイラル

日産「スカイライン」といえば、トヨタ「クラウン」と並んで日本を代表するセダンモデルでした。その後、「スカイライン」には同社の高級ブランドインフィニティのエンブレムが装着されます。なぜ日産ではなくインフィニティのエンブレムが付いたのでしょうか。

販売戦略が明暗を分けた「クラウン」と「スカイライン」

 かつて日本を代表するセダンとして、トヨタ「クラウン」と日産「スカイライン」はライバル関係にありました。その後、時が流れ国内の販売台数や人気では両者に大きな乖離が生じます。

 クラウンは、モデルチェンジを経ても一定数の販売台数を続け、いまなおトヨタを代表するセダンとして君臨しています。しかし、スカイラインは日産ブランドから同社が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」に変わりました。なぜ、主力モデルのブランドを変えたのでしょうか。

インフィニティのエンブレムを装着する日産「スカイライン」

 それまで、「スカイライン」は日産の主力車種として、「スカイライン」と「GT-R」を同じモデル(R34型)として発売していましたが、2001年に「スカイライン」は単体のモデル(V35型)として市場に投入されます。「スカイライン GT-R(R34型)」が継続販売されましたが、2002年8月に排ガス規制により生産終了したことにより、「スカイライン」は特色のないセダンとなったのです。

 2007年12月には、「スカイラインGT-R(R34型)」の後継モデルとして「GT-R」が誕生します。その間、「スカイラインシリーズ」は、2001年の11代目「スカイライン(V35型)」から2006年には12代目「スカイライン(V36型)」とフルモデルチェンジを行いましたが、販売台数の面では芳しくありませんでした。

 2013年11月には13代目となる「スカイライン(V37型)」が登場します。先代モデルから価格帯を150万円ほど引き上げるなど、従来のイメージを払拭し、高級車としてのポジショニングを図ります。

 その一環として、日産「スカイライン」という車名にも係わらず、ボディに付けられたエンブレムは「インフィニティ」となりました。

 ブランドが変わった理由について、当時の日産は次のようにコメントしていました。

「スカイラインは、既存の日産車とは一線を画したプレミアムブランドとして位置づけるために、日産ブランドではなくインフィニティブランドのエンブレムを付けました。
 
 当初は、従来モデルと同じくQ50(スカイラインV37型)には、日産のスカイラインとして導入される予定でしたが、急遽エンブレムをインフィニティに変更することになったのです」

※ ※ ※

 このような背景を経て、日産の「スカイライン」はインフィニティの「スカイライン」へと変貌していったのです。

現代に蘇るセダン対決! トヨタ「クラウン」と日産「スカイライン」の画像を見る(17枚)

【格安航空券】早いほどお得! 年末年始・春休みの最安値みつかる♪

画像ギャラリー

1 2

最新記事

コメント

7件のコメント

  1. クラウンのライバルは、セドリック&グロリアで、当時のスカイラインのライバルはマークツーでしょう。

  2. クラウンとスカイラインはライバルでは無いですよ‼️

  3. 昔、名ばかりの狼を抜いたのはセリカだったんじゃないかな?

  4. P10プリメーラは売れたじゃん。あのままターボ付きとか2ドアクーペ出してれば、StiやEvoに肩を並べられたのに、熟成させないから…。R32だって最初は「四駆かよ!」と真のRファンは馬鹿にした。でも勝てば官軍。エコだ何だ言っても速けりゃ売れる。

  5. スカイラインの低迷、衰退はカタチヤやGTRのせいじゃないんだよ。
    丸くなったからとか角ばったからとかマルテールじゃなくなったとかじゃないんだな。
    スポーツセダンの終焉なんだよ。
    スカイラインに限らず、日産に限らず、昔はスポーツグレードじゃないと交差点の右左折の際に天井のハンドグリップに掴まってないとまともに曲がれなかった。
    それがどんどん各車の質が日進月歩向上しスポーツグレードじゃなくても普段の乗車ではまともに走れるようになってきた。
    そうなると世の中の8割をしめる普通の人は、どれもそこそこまともに走るのであれば装備のウルトラ質素なスポーツセダンより、あれもこれも付いてて気が効くセダンが良いとなる。又は他者からそういうセダンに乗せてもらった時にそう思うのだ。
    7thスカイラインはスカファンからは不評であったが実はマークⅡ3兄弟検討者をかなり食った。
    前後のスカイラインの中では1番食った。対トヨタという観点では大成功というべき。
    しかし代替が思わしくなかったとかでスカファンが離れた事になっている。
    んじゃ、スカファァンて何人いるのよ??? 近年の好評モデルか何台売れたんだ?
    マークⅡシンドロームが起きた頃、スカイラインがかっこ良くて280PSあったらマークⅡに勝てたのか?????
    世の中の8割を占める普通の人は280PSあっても安っぽいインパネ、安っぽいプラスチック、安っぽい窮屈な疲れるシート(バケット風)や青白赤のマニュアルエアコンより、
    125PSのシングルカムだが演出にこだわった木目だらけ、スイッチだらけのハイカラインパネやオートエアコン車に衝撃を受けて皆がこぞって乗ったんだよ。
    日産はこの頃、周りが見えなくなっていた。ハイソカーブームにそんな物見たくないと目をそらし
    他車の内装すごかったと聞けば耳の痛い事には耳を塞いだ。
    馬力を上げればとかゼロヨンが何秒とかターボがどうだの8割を占める世の中の普通の人が何の関心もない事に膨大な開発費を注ぎ込み付いて来ない客が悪いかの如くのスタイルだったな。
    スカイラインが売れたウケた、トヨタとヤリ合ってたのはジャパン迄だろう。
    RSの型からトヨタの敵でなくなった(エンジン的には良いのだろうけど)。引っ張れば取れるようなどこかから拾ってくっ付けたようなインパネでなんだこりゃ??だったな。
    スカイラインの低落がが本当に馬力やインフィニだと思ってる記者にもびっくり!!!

  6. スカイラインの低迷、衰退はカタチヤやGTRのせいじゃないんだよ。
    丸くなったからとか角ばったからとかマルテールじゃなくなったとかじゃないんだな。
    スポーツセダンの終焉なんだよ。
    スカイラインに限らず、日産に限らず、昔はスポーツグレードじゃないと交差点の右左折の際に天井のハンドグリップに掴まってないとまともに曲がれなかった。
    それがどんどん各車の質が日進月歩向上しスポーツグレードじゃなくても普段の乗車ではまともに走れるようになってきた。
    そうなると世の中の8割をしめる普通の人は、どれもそこそこまともに走るのであれば装備のウルトラ質素なスポーツセダンより、あれもこれも付いてて気が効くセダンが良いとなる。又は他者からそういうセダンに乗せてもらった時にそう思うのだ。
    7thスカイラインはスカファンからは不評であったが実はマークⅡ3兄弟検討者をかなり食った。
    前後のスカイラインの中では1番食った。対トヨタという観点では大成功というべき。
    しかし代替が思わしくなかったとかでスカファンが離れた事になっている。
    んじゃ、スカファァンて何人いるのよ??? 近年の好評モデルか何台売れたんだ?
    マークⅡシンドロームが起きた頃、スカイラインがかっこ良くて280PSあったらマークⅡに勝てたのか?????
    世の中の8割を占める普通の人は280PSあっても安っぽいインパネ、安っぽいプラスチック、安っぽい窮屈な疲れるシート(バケット風)や青白赤のマニュアルエアコンより、
    125PSのシングルカムだが演出にこだわった木目だらけ、スイッチだらけのハイカラインパネやオートエアコン車に衝撃を受けて皆がこぞって乗ったんだよ。
    日産はこの頃、周りが見えなくなっていた。ハイソカーブームにそんな物見たくないと目をそらし
    他車の内装すごかったと聞けば耳の痛い事には耳を塞いだ。
    馬力を上げればとかゼロヨンが何秒とかターボがどうだの8割を占める世の中の普通の人が何の関心もない事に膨大な開発費を注ぎ込み付いて来ない客が悪いかの如くのスタイルだったな。
    スカイラインが売れたウケた、トヨタとヤリ合ってたのはジャパン迄だろう。
    RSの型からトヨタの敵でなくなった(エンジン的には良いのだろうけど)。引っ張れば取れるようなどこかから拾ってくっ付けたようなインパネでなんだこりゃ??だったな。

  7. そもそもスカイライン を クラウンと比較するのはおかしいです スカイラインは マーク2 の 対向車でした クラウンの対向車は セドリックでした この文章を書いた 自動車評論家のかたわ何か勘違いを していますね そもそも スカイラインと クラウンを 比較するのは おかしいことです