なぜガソリン価格違う? 街中とSA/PAの価格に差がある理由

高いから儲かっているワケではない?

 高速道路上のガソリンスタンドは、街中に比べて価格競争の影響も少なく、一見儲かっているように思えますが、実情は異なるようです。年々、クルマの燃費性能は進化し、一度の給油で走行できる距離も延びています。

 さらに、『高速のガソリン価格は高い』というイメージも相まって、高速道路を降りてから給油する人も少なくないと前出の販売会社は説明。

 また、ガソリン価格自体はさまざまな税金が含まれているため、実際の利益としてはそれほど多くありません。そのため、販売会社では、車検や洗車・オイル交換などさまざまなサービスによって売上を保っています。

給油以外のサービスが販売会社の売上を支えている

 東京都内の『ガソリン価格の激戦区』にあるガソリンスタンドスタッフは、次のように話します。

「この界隈は、テレビでも取り上げられるほど全国でも安いガソリン価格です。そのため、その話題性もあって利用者が多く、関連サービスも比較的利用されています。また、格安レンタカーや中古車買い取りなどにも力を入れています」

※ ※ ※

 2019年10月には、消費税が10%に増税されるなどクルマを持つユーザーは維持するのも大変なご時世です。そのなかで、ガソリンに対する二重課税問題は進展がありません。

 クルマ業界や石油業界、クルマを利用するユーザーなど全体のマイナス部分が解決されることで、より良いクルマ社会になるといえます。
 
【了】

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