なぜガソリン価格違う? 街中とSA/PAの価格に差がある理由

クルマに給油をする際、気になるのが「価格」です。とくに高速道路上では、一般道よりも高く設定されています。なぜ、ガソリン価格の差が生じるのでしょうか。

ガソリン価格が高速道路で高い理由とは

 街中でガソリンを入れる場合、「できるだけ安い」ガソリンスタンドを探すのがドライバーの心情です。しかし、遠出などで、高速道路を利用するとサービスエリア・パーキングエリア(以下:SA・PA)にあるガソリンスタンドの価格に驚くことも少なくありません。

 時期や場所によって異なりますが、一般道価格の+10円から20円と高くなっていることがほとんどです。なぜ、高速道路上にあるガソリンスタンドは、街中よりもガソリン価格が高いのでしょうか。

ガソリン価格にはさまざまな要素が反映されている

 日本国内で販売されているガソリンは、中東などの産油国から原油を輸入しています。その後、日本国内の製油所で原油を精製し、レギュラーガソリンやハイオクガソリン(プレミアムガソリン)、軽油に分かれていき、各ガソリンスタンドへ配送され、消費者が購入できるようになるのです。

 そのため、生産国における世界情勢や為替の動向、時期によって原油価格は変動。その影響が市場に出回るガソリン価格(軽油含む)に反映されています。

 ここまでは、都市部や郊外、高速道路など関係なく、価格に反映される部分ですが、なぜガソリン価格の差は生じるのでしょうか。石油元売り会社で構成される石油連盟は、次のように説明します。

「基本的に、店頭で表示されている価格は各販売店が判断して決めています。とくに、街中や高速道路での価格に関するルールはありません」

 対して、高速道路のSAでガソリンスタンドを運営している販売会社は次のように説明します。

「一般道のガソリンスタンドに比べて、価格が高い理由はいろいろあります。例えば、高速道路を通って輸送するので、輸送費が多くかかるほか、サービスエリアに店を構えているためテナント料もかかるのです」

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