なぜ名称異なる? 「ハイオク」「無鉛プレミアム」と各社で呼び名が違う理由とは

レンタカーなど普段乗りなれないクルマに燃料を入れる際、「レギュラー」か「ハイオク」で悩むことがあります。自動車メーカーでは「無鉛プレミアム」などの記載されているため、クルマに知識がない人には混乱を招くもとです。なぜ、各社で名称が違うのでしょうか。

「ハイオク」や「プレミアム」、なぜ名称が違うのか?

 普段、乗り慣れていないレンタカーなどで、燃料を給油する際に「レギュラー?ハイオク?」と悩むことがあります。分からない場合は、クルマのカタログや車検証を確認しますが、さらに謎が深まるのです。

 車検証には、燃料の種類という項目に「ガソリンまたは軽油」としか表記されていません。また、自動車メーカーのカタログや取扱説明書には、「無鉛レギュラー」もしくは「無鉛プレミアム」という表記になっています。

 クルマ好きあれば、あまり悩まず給油できますが、知識が無い人には混乱する要因なのです。なぜ、燃料の名称はそれぞれに違う名称なのでしょうか。

街中のガソリンスタンドでは、「レギュラー(赤)」「ハイオク(黄)」「軽油(緑)」となっていることが多い

 普段、街中のガソリンスタンドで見かける「レギュラーやハイオク」といった表記は、オクタン価の数値によって区別が付けられ、数値が大きいほど上質な燃料です。

 国内で一般的に流通しているガソリンのオクタン価は、 レギュラーガソリンが89以上、 プレミアムガソリンが96以上と定められています。
 
 1974年に、ガソリン無鉛化の実施を発表するタイミングで関係各所に通達された際、オクタン価が高い燃料の通称として「ハイオク」という名が、石油元売り業界(ガソリンスタンドの運営元)で利便性を目的に使われるようになったといわれています。

 国内流通での名称として「ハイオク」が一般的となった一方で、なぜ自動車メーカーは「レギュラー(ガソリン)」や「プレミアム」という表記を使うのでしょうか。

 使用燃料の名称について、ホンダやマツダは次のように説明しています。

「弊社は、主要諸元においてなどオフィシャルには『無鉛プレミアムガソリン』という表現で統一しておりますが、これはかつて石油元売り会社さんがその表現を用いていたためです。

 なお、『無鉛レギュラーガソリン』と『無鉛プレミアムガソリン』の区分についてはJIS(日本工業標準調査会)で定められているのですが、そのJISでは呼称までは定められておりません」(ホンダ)

「普段、耳にする『ハイオク』という呼び方は、オクタン価の差によって呼ばれているようですが、国によってオクタン価にも差があり、呼び名も違います。『プレミアム』という呼び方はグローバルで使用しているため、国内モデルのカタログにも記載しているのです」(マツダ)

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