ナポレオン色のトヨタ「クラウン」!? キングコング西野プロデュース「ニシノクラウン」は”革新”を具現化
お笑い芸人キングコング西野亮廣さんがプロデュースした「ニシノクラウン」が公開されました。ネイビーとゴールドのカラーをまとった「ニシノクラウン」には、どのような思いがこめられているのでしょうか?
革新に挑む「クラウン」がキンコン西野さんの手にかかると…
トヨタは、お笑い芸人キングコング西野亮廣さんとコラボレーションした新型「クラウン」の特別モデルを公開しました。
トヨタ「クラウン」は1955年の誕生以来、常に革新に挑んできました。今では多くのクルマに搭載されるようになった技術も、実は一番最初に搭載されたのは「クラウン」だったというものも多く、例えば8代目のトラクションコントロールや9代目のABSなどを他車に先駆けて採用しています。
2018年6月にフルモデルチェンジして15代目となった新型「クラウン」も、車載通信機DCMを搭載した初代コネクティッドカーとして革新的な技術を取り入れていますが、この革新性にインスピレーションを受けた西野亮廣さんが、「クラウン」にオリジナルデザインを施しました。
2019年3月13日にトヨタ自動車東京本社で行われたお披露目イベントに西野さんが登場し、「ニシノクラウン」誕生の経緯などを語ってくれました。
ネイビーとゴールドのラッピングは「ナポレオン」の帽子から着想
ベースカラーのネイビーに、ボンネットやフロントグリル、バンパー下部、ルーフ、ドアミラー、トランクをゴールドとした革新的な配色の「クラウン」ですが、これは「ナポレオン」からヒントを得たデザインだと西野さんは言います。なお、このカラーリングは塗装ではなく、ラッピングで実現しているということです。
なぜ「ナポレオン」をイメージしたかという点について西野さんは、
「テーマが”革新”ということだったので、ナポレオンを思いつきました。ネイビーとゴールドの配色はナポレオンの帽子からです。
このクルマは表参道ヒルズに展示されると聞いていたので、見た人が『これはナポレオンがモチーフだよ』と誰かに話したくなるような、雑学のネタになればという思いもあります。
それから、『クラウン』ってどういうクルマだろうと調べた時に、走りと燃費がいい、つまり2つの武器があることがわかりました。
2つの武器ということから、ユニコーンでツノが2本のバイコーンが思い浮かんで、ちょうどナポレオンの帽子と同じだな、と考えたのです」
と、コメントしました。