ナポレオン色のトヨタ「クラウン」!? キングコング西野プロデュース「ニシノクラウン」は”革新”を具現化
「挑戦していこう」というメッセージを込めた「ニシノクラウン」
今回のプロジェクトを西野さんにお願いした理由について、トヨタ自動車 第二国内販売部 杉浦宏哉部長は、
「お笑い芸人としてだけでなく、絵本作家、オンラインサロンの運営、ホテル開発など、西野さんは常に新しいことにチャレンジしています。だから革新を表現するという今回のテーマにふさわしいと考えました」
と述べました。
また、西野さんは、このデザインに「挑戦していこうよ」というメッセージを込めたといいます。トヨタも「クラウン」も守りに入っておらず、西野さん自身も同じ場所にいたり、ゴールが見える場所にいるのがつまらないと感じる性格で、多少リスクがあっても飛び込むのが好きと、自身と「クラウン」との共通点を語りました。
今回のプロジェクトにあたり、西野さんが主宰する日本最大級のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の会員からも意見を集めたそうです。
「2万2000人のサロンのメンバーに、こういうのをやるので意見をくださいと投げました。いま、エンタメも受動から参加、さらには発信へと形が変わっています。SNSなどで『私がやった』と言いたいのです。絵本も作って終わりではなく、届けないといけない。届けることを考えると、2人で作れば2冊は売れる。10万人で作れば10万冊は売れる。お客さんを巻き込んで作り手を増やすということを考えています」
と、これまでにない革新的な手法を用いてプロジェクトが進められたことを明かしてくれました。
表参道ヒルズで展示中 モニターキャンペーンも実施
ネイビーとゴールドの「ニシノクラウン」は、2019年3月17日(日)まで表参道ヒルズとソーカルリンクギャラリーに展示されています。
西野さんは、
「ぜひ写真を撮って、『#ニシノクラウン』でSNSに発信してください。たとえ何万人だろうが、全部に『いいね!』を押しますから(笑)」
と約束してくれました。
この「ニシノクラウン」は販売される予定はありませんが、モニターキャンペーンとして貸し出されることが決定しました。トヨタ自動車ウェブサイトより応募可能で、ネイビーとゴールドの「ニシノクラウン」のほかにマットカラーの特別な「クラウン」のモニター試乗も実施されるとのことです。
【了】