重視するのは「機能性?それとも見た目?」 トヨタ86カスタムへの道【LEDランプ編】

ホイール、ブレーキ、車高調、エアロ。見た目だけでなく、走りにも大きく貢献するパーツのカスタムが一通り終わったら、次は見た目! せっかくカスタムするのなら、できる限りカッコ良くしたいと思うのは自然な事だと思います。クルマのカッコよさを大きく左右するパーツといえば、ライト類!今流行のLEDライトに交換しちゃいます。

クルマで一番見られるパーツはテールランプ

 ホイール、ブレーキ、車高調、エアロなど、着々とカスタムが進み、ノーマル状態に比べてより走りに重点を置いたクルマに進化を遂げた私のトヨタ「86」。

 そうなるとカッコ良さも追求したくなるもので、クルマを運転している時に見られるパーツNo.1といっても過言ではないテールランプを変更する事に。憧れの流れるウィンカーを装着します。

TOM’S 新型LED テールランプ・シーケンシャルが装着された86のリア

 この流れるウィンカーの正式名称は、『シーケンシャルウィンカー』。当初は、アウディーなどのヨーロッパ車に搭載された事で注目を集め、現在では国内外の様々なモデルに装着されるようになりました。ちなみに『シーケンシャル』というのは『連続する』という意味で、そのまま流れるウィンカーを意味しています。

 今回、装着するのは『TOM’S 新型LED テールランプ・シーケンシャル』。トヨタのオフィシャルチューナーTOM’Sが販売する、流れるウィンカー付きテールランプです。

『TOM’S 新型LED テールランプ・シーケンシャル』について、株式会社トムス 自動車用品部の桑原氏は次のように説明します。

「純正で装着されている86のテールランプとは全く違うデザインで、ドレスアップ性の高いLEDのテールランプアッシュです。要は、テールランプ全体の部品で、純正はテールランプの表面が透明なのですが、こちらは全体に落ち着きのあるブラキッシュレッドを採用していて、一目でカスタムしている事が分かるデザインとなっています。

 また、点灯するとLEDのスモールランプがY字型に光り、ブレーキを踏めばそのラインに沿った4連のLEDランプが光ります。デザイン性が高いのはもちろんですが、視認性も向上する事により、安全性も高める事ができる人気の商品です」

さり気ない存在感に重要な役割を持つライセンスバルブ

 テールランプ全体をより明るく個性的にカスタムすると、気になってくるのがライセンスランプ。夜間でもクルマのナンバープレートを確認できるよう、点灯するランプです。

 普段は当たり前のようにナンバーを照らしてくれているので、気に留める事などほとんどないこのランプも、LEDに変更するだけでリアの印象を一気に変える事ができます。

 小指の先ほどの小さなランプですが、実は厳しい保安基準が定められていて、場合によっては車検に通らない事もある重要パーツなので、交換する際は注意してくださいね。

LED T10バルブ(左)と純正のライセンスバルブ(右)

 今回は、テールランプと併せて車検時の保安基準を満たす、TOM’Sの『LED T10バルブ』を装着します。

「いわゆる、ナンバーを照らすバルブです。これも86の場合、純正ではオレンジ色のゆるい光なのですが、それをLEDに変えて視認性を高めるためのドレスアップパーツです。LEDに変えると電球の寿命も長くなり、ドレスアップ性も高くて値段もお手ごろと、カスタムの入門におススメの商品です。」と、桑原氏は教えてくれました。

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