ボルボ「V60」はスタイリッシュな実用派 SUVブームの今だからこそ、あえてワゴンに注目

昨今はSUVがブームですが、かつて人気を博したステーションワゴンにも捨てがたい魅力があります。ボルボ「V60」は、ステーションワゴンの正統派ともいえるモデルですが、2018年9月にフルモデルチェンジした新型モデルはどのような特徴があるのでしょうか?

安全性も高いボルボのステーションワゴンの魅力とは?

 アウトドアの趣味、家族やお友達とのお出かけで重宝する実用的なクルマといえば、この頃はアクティブなイメージでお洒落に乗りこなせるSUVが人気があります。でも、その一方で注目してみて欲しいボディタイプが、ステーションワゴンです。

ボルボ「V60 T5 インスクリプション」

 ステーションワゴンは、セダンやハッチバックの派生モデルとして、荷室空間を拡げて設計されたものが多く、ルーフの高さは低めで機械式駐車場にも収まるのも嬉しいポイントです。マンション住まいや都市部で生活する方にとって、駐車場事情に振り回されにくいことも、ステーションワゴンが支持されている理由のひとつです。

 ステーションワゴンがかつて一大ブームを巻き起こしていたのは1990年代のこと。国産車、輸入車ともに多彩なモデルが登場していましたが、その頃からひときわ輝いて見えた憧れの存在だったのが、スウェーデンブランドのボルボです。ボルボではステーションワゴンのことを「エステート」と呼んでいました。

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 ボルボといえば、かねてより安全性が高いクルマづくりを行うことで知られてきましたが、実際に起こってしまった事故被害を調査し、彼ら独自の安全哲学を採り入れられたクルマづくりは安全性を高めているだけでなく、ストレスの少ないドライブフィールをもたらしてくれるもので、そうした流れは現代のボルボのクルマたちにも受け継がれています。

 世界各国で支持されてきたボルボですが、エステートの販売台数は、本国のスウェーデンに次いで、日本は第2位の市場なのだそう。

 現代のボルボのエステートの中核に位置する「V60」は、全幅は1850mmと比較的コンパクトに抑えられていて、日本の道路環境における扱い易さに配慮されています。

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