ウン千万円でも日本はスーパーカーが激売れ!? ランボルギーニ 新型「ウラカンEVO」の狙いとは
好調な日本市場、2019年はさらに伸びると予測
最後はユーザーエクスペリエンスです。ウラカンEVOではインテリアを一新。センターコンソール部分を大幅に変更し、フルタッチスクリーンが採用されました。ここでは、ビークルダイナミクスとして、リアルタイムに四輪駆動、トルクベクタリング、トラクションコントロールなどの各システムがどのように作動しているかがわかるようになっています。また、サーキット走行等に活用できるテレメトリーも表示可能です。また、ナビゲーションやラジオ等の操作もここで行います。
最後にミラーノ氏は「アドペルソナムプログラムによって、300以上のカラーの組み合わせを含めたカスタマイゼーションを用意しています。その他にもステッチングやレザー、アルカンターラ、ホイールなど、様々なものをお客様が自由に選べますので、世界で1台のクルマを作ることも可能となっています」と結びました。
アウトモビリ・ランボルギーニ日本及び韓国のカントリーマネージャーを務めるフランチェスコ・クレシ氏は、日本市場について、「ランボルギーニの中でトップ3に入る重要な市場です。昨年は591台を販売し、2017年から二ケタ成長と、大幅に伸びています。2010年はたった40台しか売っていなかったことを考えると、大きな成長を遂げたことになります」と高く評価しました。
また新型SUVのウルスについてクレシ氏は、「日本でも大成功を収めており、お客様からも好評です。その結果、今までのランボルギーニの基盤ユーザーだけではなく、60から70%が新規ユーザーとなりました」と現状を語ります。
ウラカンEVOについても、「これまでのウラカンに比べて大きく進化を遂げたクルマです。日本ではこのようなテクノロジーやイノベーションを好むお客様が多いので、積極的にランボルギーニがこういったクルマを日本市場に導入する点も、我々が日本市場で成功している理由にもつながっていると思います」とコメントしました。
そういったことを踏まえ、「2019年はウルスにとって初のフルイヤーになりますので、ランボルギーニ・ジャパンとしては全体で700台の販売を目標としています」と意気込みを語りました。
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