三菱もSUV攻勢! これは新型パジェロスポーツ!? 3列SUVコンセプトが示唆する事とは
大幅にリフレッシュした「RVR」の2020年モデルも登場
ところで、ジュネーブモーターショーの三菱ブースには、注目のモデルがもう1台ありました。それが「ASX」です。
「ASX」という車名は、日本人には耳馴染みがないかもしれません。しかし、日本名「RVR」といえば理解できるでしょう。
その「ASX」が2020年モデルとして大幅にリフレッシュし、最新の三菱のデザインテイストを用いたフロントデザインになったのです。そして、筆者(自動車ライター工藤貴宏)は実車を見て素直に「似合っている」と感じました。
2010年に発売した「ASX」「RVR」は、世界約90か国で販売されているグローバルモデルで、その累計販売台数は約132万台。デビューから9年がたつものの、昨今の三菱自動車では「アウトランダー」や「トライトン」に続いて3番目に販売台数を誇る人気モデルで、その人気を保つべくデザインが大幅リファインされたというわけです。
実は、「ASX」「RVR」のフロントデザインが大幅に変更されるのはこれで2回目になります。しかも、前回の大改良からわずか2年しかたっていないのだから驚きです。
気になるのは、日本仕様の「RVR」もこのデザインに変更されるのかということ。関係者に尋ねてみたところ「年内には正式に案内できると思います」とのことでした。
【了】
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。
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