高さ制限のある駐車場でも格納可能! 車高1550mm以下のSUV5選

コンパクトSUVで一番全高が低いのはレクサスのあのクルマ!?

●スバル「XV」

スバル「インプレッサXV」

 2010年にデビューしたスバル「インプレッサXV」は、3代目インプレッサの5ドアハッチバックをベースにしたクロスオーバーモデルです。ラインナップは2リッター水平対向4気筒SOHCと1.5リッター水平対向4気筒DOHCエンジン、2WDとAWDが用意されていましたが、2012年に2代目へとモデルチェンジしてからは車名表記を「XV」に変更しています。

 2017年のモデルチェンジで誕生した3代目は、115PSの1.5リッター水平対向4気筒DOHCと154PSを発揮する2リッター水平対向4気筒直噴DOHCエンジンの他、145PSの2リッター水平対向4気筒直噴DOHCエンジンと13.6PSのモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「e-BOXER」(イー・ボクスター)を選ぶこともできます。

 都市空間と調和する高い質感と機能性を融合させたスバル「XV」も、全高は1550mmですので多くの機械式駐車場に入庫することが可能です。

●日産「JUKE(ジューク)」

日産「JUKE 15RX V Urban Selection」

 SUVとクーペのデザインを融合させたようなエクステリアが特徴の「JUKE」は、2010年から販売されている日産のコンパクトクロスオーバーSUVです。現行モデルでは8色のボディーカラーと4色の外装パーツ、3色の内装パーツからなる81パターンを購入者の好みで選ぶことが可能です。

 デビュー時は1.5リッターエンジンのみでしたが、現在は最高出力190PSを誇る1.6リッター直列4気筒DOHCターボエンジン車もラインナップされており、「エクストロニックCVT-M7」を7速マニュアルモードで駆使すればスポーティーな走りも十分にこなせます。しかし残念なことに、JUKEのスタンダードグレードの全高は1565mm(4WD車は1570mm)です。

 唯一、全高が1550mm以下なのは114PSの1.5リッター直列4気筒DOHCエンジンを搭載する「15RX V Urban Selection」だけとなっています。

●レクサス「UX」

レクサス「UX250h“version L”」

 2018年デビューの「UX」は、トヨタのコンパクトSUV「C-HR」をベースにしたレクサス最小のSUVです。タフな力強さと俊敏な走りを想起させるエクステリアは、レクサスならではのスピンドルグリルを備えることで、C-HRとは異なる趣を漂わせます。インテリアもレクサスらしい高級感溢れるもので、専用チューニングを施した足回りが与えられた「F SPORT」を選ぶこともできます。

 ラインナップは、174PSの2リッター直列4気筒直噴DOHエンジン搭載車と、ハイブリッドユニットの最適設計と小型・軽量・高効率化技術を投入した、146PSの2リッター直列4気筒直噴DOHCエンジンと109PSを発するフロントモーターによるハイブリッド車(AWD車は7PSのリヤモーターも装備)を用意しています。

 気になるUXの全高は、エンジン種別や2WD/AWD問わず1540mmと今回紹介したクルマの中で一番低く、機械式駐車場への入庫も心配いりません。

※ ※ ※

 今回は全高1550mm以下のモデルやグレードに焦点を当てましたが、立体駐車場によっては入庫可能な高さ制限は当然、異なるため、特に出先で立体や機械式駐車場を利用する際には細心の注意が必要です。

【了】

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