「トライアンフ」と「カプコン」がコラボモデルを発表 バイクとゲームのクロスオーバーで新たな層を開拓
100年以上の長い歴史を持つ「トライアンフ」は、イギリス・ブランドならではのプレミアム感あふれる車両を展開する老舗オートバイメーカーです。
人気ゲーム「デビル メイ クライ」シリーズとのコラボバイクが登場
イギリスのバイクメーカー「トライアンフ」は、ゲームメーカー「カプコン」が開発した「デビル メイ クライ5」の体験版配信記念キャンペーン第二弾の取り組みとして、世界に一台のスペシャルコラボバイク「Bonneville BOBBER」(ボンネビル・ボバー)を2019年2月14日に発表しました。
2001年から続くカプコンの人気アクションゲーム「デビル メイ クライ」シリーズは、銃や大剣などによる連続攻撃をいかにスタイリッシュに決められるかというコンセプトを基に製作されたゲームです。
コラボモデルのベースとなった「Bonneville BOBBER」は、同メーカーの販売する「T120」のカスタムモデルで、クリーンで低いスタイル、ワイドリアホイールを採用することで1940年代に流行した「ボバー」のスタイルを再現しています。
今回発表されたコラボバイクでは、ガソリンタンクやリアフェンダーに特別な塗装を施すことで、「デビル メイ クライ」の1から3で主人公を務めた“ダンテ”のイメージを踏襲。「Bonneville BOBBER」ならではのラインはそのままに、存在感が高められました。
「Bonneville BOBBER」スペシャルコラボバイクの発表に際し、トライアンフジャパンの広報担当は以下のように言います。
「今回は、ゲームの世界観に合うモーターサイクルとしてトライアンフの製品を選定頂きました。この取り組みにより、新たな層の獲得と、認知拡大に繋がればと考えております。
また、今後はイギリスブランドのプレミアム感を訴求するため、ファッションジャンルにも注力していきたいと思います。」
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2014年にはイタリア「ドゥカティ」製の“モンスター”と、人気ゲーム「モンスターハンター」のコラボモデルを打ち出すなど、オートバイを通したプロモーションを行ってきたカプコンですが、その第二弾ともいえる今回の施策がオートバイ市場にどのような効果をもたらすのか、期待が掛かります。
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