メルセデス・ベンツ新型「Aクラス」アグレッシブさや若々しさが前面に押し出されたモデルに!

クルマの味付けは車体コンセプト通りなのか?

 高速道路では、最新の安全運転支援システムの1つ「アクティブレーンチェンジングアシスト」を試してみました。ウィンカーを出し、センサーが周囲を察し条件が良ければ自動で車線変更するというシステム。

 実際にウインカーを出すと約3秒後に車線変更が行われたのですが、その動きは実にスムーズで、しかも横に異動後、車線のほぼ中央にスッと合わせて魅せるところなどは思わず「お~ぅ」と声が出たくらいです。

 クルマが居るなど条件が満たされない場面でも10秒間は確認を続け、その間にクリアになれば自動で車線変更が行われます。

 マナーとして、隣のクルマに対し「このタイミングでウインカー?」などと思われてしまう状況は避けたいですが、安全に車線変更が自動で行われ、そしてクルマの動作はスムーズで唐突な動きが無いというところに技術の進化と高さを感じることができました。

 試乗の中で気になるポイントとしては、路面が荒れていたり、継ぎ目を通過した場合などの振動が大きめに車内へ伝わってくるのことです。

18インチタイヤ装着のAMGラインは、操縦安定性に優れている

 16インチタイヤ装着の「A180」、スタイルに18インチタイヤを装着した「AMGライン」、両方に試乗できたのですが、どちらもその傾向が感じられます。

 どちらのサイズを選択するかとたずねられたら、走行中余計な動きが抑えられていた18インチタイヤの方をチョイスしたいです。

 また、加速していく際に聞こえてくるザラザラとしたサウンドが、なにかエンジンがキレイに回っていない印象を受けてしまいます。

 そのときは、ハンドルに細かな振動が伝わって来たというのもあり、上質さという視点で見るともったいないポイントに感じてしまいました。

 しかし、それらは新型「Aクラス」のテーマの1つでもある「アグレッシブ」「若々しさ」という視点で、『元気に、よりアクティブに』という見方で見るとコンセプト通りとも考えられます。

対話型インフォテイメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザーエクスペリエンス)

 注目の対話型インフォテイメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザーエクスペリエンス)も数時間の試乗の中、試してみました。

 対話関連だけでなく最新のインフォテイメンシステムは、はじめて触る者でも説明書を見なくてもある程度挑戦を繰り返していれば、スマートフォン感覚で慣れて来る直感的さを持ち合わせています。

 新型「A クラス」の価格(税込)は、「A180」328万円、「A180 スタイル」369万円です。

【了】

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