高速道SAでカスタムショー? 東名海老名SAで開催される「海老名オートサロン」とは
東京オートサロンの最終日の夜、東名高速の海老名SAでは、『海老名オートサロン』が密かに開催されていました。
海老名サービスエリアにオートサロン出展車両が続々入場!
2019年の東京オートサロンは、過去最高の入場者(3日間合計33万人超)を記録し、東京モーターショーを抜く開催規模、世界最大級のカスタム&チューニングカーのイベントに成長。その出展社の多くが西日本、とくに愛知や大阪に集中していることをご存知でしょうか。
例年、東京オートサロンの最終日夜、東名高速道路の下り線海老名サービスエリア(SA)には、続々と派手なカスタムカーが集まってきます。
マニアの間では、『海老名オートサロン』と呼ばれる、オートサロン後のお楽しみです。筆者(とカメラマンが海老名SAに着いたときは、午後9時頃でしたがスーパーカー数台、黄色いジムニー、イカつい顔のハイエースなどなど、多くの出展車両がSAの駐車場に停まっていました。
キャリアカーに積まれたものもあれば、自走してきたクルマもあります。そして、フードコートには先ほど会場で何度も見かけたブランドロゴ入りユニフォームを着た人が大勢食事をとっており、22時で閉店となるレストランが多いために、遅くとも21時半までには海老名SAに入るようにしているようです。
オートサロンの展示車両は、幕張メッセからどのようにして海老名SAまでやってくるのでしょうか。オートサロンの最終日、閉館時間は例年18時です。
18時を過ぎて館内に残っている一般来場者の姿が少なくなってくるとブースの解体&出展車両の搬出作業が始まります。
まずは、ブースの解体作業でクルマを傷つけないよう、先に車両の搬出が行われます。なかにはエンジンが掛けられないクルマもあり、手押しで搬出している様子も見られます。
幕張メッセ周辺の道路はどこも、展示車両やキャリアカーで大渋滞。それらのクルマの多くは首都高速湾岸線からレインボーブリッジを経由して都心環状線~首都高速3号線から東名高速道路に流れていき、最終目的地までの最初の大きなサービスエリアである海老名SAを休憩場所としているようです。