「MUTT MOTORCYCLES」が日本上陸 カスタムバイクの要素を備えたイギリス発の注目ブランド

不満の産物ゆえに生まれた小排気量かつレトロなモデルたち

 バイク製作担当兼代表取締役である“ベニー・トーマス”氏は、これまでにハーレー・ダビッドソンのヴィンテージモデルなどをベースに、200台を超える高価なカスタムバイクを受注生産してきた経験を持っています。

 同氏は、かつて向こう数年にも及ぶバックオーダーを抱えていましたが、ある時、自分が構築したスタイルが完全オーダーメイドでなくとも需要があるのでは? と考えた結果、2016年に販売価格を抑えることが出来るマット・モーターサイクルズのプロトタイプを製作しました。

車両について説明をするバイク製作担当兼代表取締役である“ベニー・トーマス”氏

 そうした経緯によって生まれた同ブランドの車両は、リーズナブルでありながらスタイリッシュ、気軽に乗れて維持も簡単、それでいて大型の旧車と同じような姿と排気音を感じながら走れるようにプロデュースされています。

 今回の発表会では6種類の125ccモデル、4種類の250ccモデルが発表されましたが、ピーシーアイ株式会社の担当者によると、初回は約70台が輸入され、約7割が250cc、残りが125ccという振り分けになっているといいます。
 
 全国10社13店舗を通して2019年4月より販売予定のマット・モーターサイクルズの価格(消費税込)は、125ccモデルが48万6000円から、250ccモデルは58万8600円からとなっています。

【了】

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