重視するのは「機能性?それとも見た目?」 トヨタ86カスタムへの道【ホイール&タイヤ編】

モータージャーナリストとして、全国各地に取材に行く中で出会った数々のカスタムカーオーナーに憧れて、愛車のカスタムを始めた私。エアロ、マフラーなど着々とエクステリアが変わっていく姿を見ていると、「次はここも変えたい!」などカスタム欲が湧いてくるのは当然のことかもしれません。そこで、次はホイールとタイヤをチェンジする事に決めました。

走りとカッコよさ!両方叶えるTOM’Sの18インチホイール

 TOM’Sのエアロパーツを一式装着し、チタン製の4本出しマフラーでビジュアルもサウンドも完璧になったと大満足したのもつかの間。愛車のカスタムが進んでいくにつれて、不思議なことに今まで気にならなかった部分が気になってくるのです。

 それがカスタムの面白さでもあり、中毒性のある怖い部分。気になる気持ちが抑えきれず、今度はタイヤとホイールを変更することに決めました。

TOM’Sの18インチアルミホイール「TH01」

 今回装着するのは、TOM’Sの18インチアルミホイール「TH01」。ヨーロッパで流行している2色の変形スポークを複雑にクロスさせた躍動感あるデザインが、いち早く取り入れられた軽量化とドレスアップを両立させたホイールです。

 そんな「TH01」について、トムス株式会社 自動車用品部の桑原氏は次のように説明してくれました。

「サスペンションのばね下にぶら下がっているものが重ければ重い程、動きが鈍くなるので、ホイールは軽い方がいいんです。

 例えば、段差を乗り越えたときに重いとゆっくり動くので、サスペンションの動きも遅くなってしまいます。でも、軽いとスッと動いてくれるので、凸凹を早く吸収そのため、重くなればなるほどギャップを感じやすくなってしまうんです。

 また、インチアップについてもゴムの部分が薄くなってしまうので、振動の吸収度合いが減って乗り心地が悪くなってしまう。しかし、今回レベルの変更であればサスペンションを動きのいいものに変えることで、ある程度吸収してくれるので問題はありません。トヨタ「86」に乗る上で、18インチは走りを楽しみながらスタイルを良くするのにバランスがいいサイズです」

※ ※ ※

トムスの桑原氏による作業模様

 確かに、今回装着したTOM’Sの「TH01」は、元々気に入っていた純正ホイールのイメージを大きく変えることはなく、複雑にクロスしたスポークの本数を増やすことで、さり気なく迫力と高級感をアップさせてくれる不思議なデザイン。

 この「TH01」は、1本3万2000円(定価・税抜き)という比較的リーズナブルな価格にも大満足で、コストパフォーマンスに優れた理想のアルミホイールです。

TOM'Sの18インチアルミホイールとヨコハマタイヤ「NEOVA AD08R」の画像を見る

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