軽自動車人気No.1モデル ホンダ「N-BOX」の売れる理由とは
細かな配慮が行き届く、日本人に合うクルマ
今回は、売れ筋グレードの「N-BOX G・L Honda SENSING」を試乗。街中では、軽自動車ならではの取り回しの良さや背の高さによる視認性から運転がしやすいクルマです。
市街地の乗りやすさは、軽自動車の小排気量エンジンながらキビキビ走り、高速道路では軽ハイトワゴンゆえ、風の抵抗を受けますがターボ無しでも不満なく他車の流れに乗って走ることができます。
また、シフレレバーを「R」に入れた状態でハンドル操作を行うと、メーターパネルにタイヤの向きを示す表示がされるため、ハンドル誤差操作の可能性を軽減。
室内収納面では、女性に配慮された小物スペースを多様に配置し、ティッシュボックス、リップ、ハンドクリームなどを置けるほか、スマフォ充電口を3つ設置するなどユーティリティを意識した空間です。
後部座席は、座面を跳ね上げる機構が備わっており、背の高い荷物やベビーカーを畳まず収納できるなど、小さい子どもを持つユーザーにも便利な機能となっています。
エントリーグレード「N-BOX G・Honda SENSING」以外の全車には、電動スライドドア(リア左側)が採用され、オプションでリア右側や手を使わずにスライドドアを開閉するハンドフリースライドドアを設定可能です。
あらゆるユーザーニーズに応えられ、日常で使える軽ハイトワゴンの「N-BOX」。全車に先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備するなど、細かな配慮が不動の人気を誇る理由なのかも知れません。
【了】
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