やはりモチーフはシボレー“コルベット・スティングレー”!? 光岡の新型車「ロックスター」のデザインに迫る

正式発表前から大きな話題を呼んでいる光岡自動車の新型車「ロックスター」は、同メーカーの50周年を記念するアメ車的なスタイルが与えられた一台です。

シボレーの旧車「コルベット・スティングレー」を連想させる光岡自動車「ロックスター」が本格始動

 2018年12月1日、光岡自動車はマツダ「ロードスター」をベースに手を加えた創業50周年記念車「ロックスター」を発表、同日より予約受付を開始しました。

 1963年から1967年まで販売されていた、シボレーのフラッグシップモデル「コルベット」の2代目“スティングレー”を連想させるこの一台は、その細部を見てもわかるようにデザイン面でかなり強い影響を受けていることがみてとれます。

シボレー2代目「コルベット・スティングレー」(上)と光岡「ロックスター」(下)

 エッジの効いたフロント周りに関していえば、バンパーも含めかなり近似したスタイルとされていますが、「スティングレー」がリトラクタブルヘッドライトであるのに対し、「ロックスター」では小型のライトをバンパー上部に埋め込むように配置。

 ボンネットは、「スティングレー」の6489ccエンジン搭載グレード“Z06”に見られるエア抜きダクトを模したデザインとすることで、より“らしい”仕上がりとされています。

「ロックスター」はサイドビューからリアにかけても「C2」の影響をかなり受けていることが伝わりますが、意外なことにベースである「ロードスター」と「スティングレー」では全長こそ約533mmの違いはあるものの、幅に関しては33mmという差に収まっています。

 そのため、「C2」の持つロングノーズ/ショートデッキのスタイルをそのままに、一回り小さくしたようなシルエットが実現されたことが想像できます。

シボレー2代目「コルベット・スティングレー」(右)と光岡「ロックスター」(左)

 また、「ロックスター」には「スティングレー」のようなハードトップのクーペモデルや、大排気量のエンジンを搭載しているグレードはありませんが、50年以上前の姿を現代のクルマならではの信頼性で味わえるという点は、かなり魅力的なポイントでしょう。
 
 2019年6月頃をメドに出荷を開始する「ロックスター」は、200台限定で販売され、2019 年度は 50 台を生産。その後は、2020年度と2021年度に75台づつの出荷を予定しているといいます。
 
“S”および“S Special Package”が用意された「ロックスター」は、価格(消費税込)469万8000円から518万4000円です。
 
【了】

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