カワサキ新型「Versys 1000」発表 日本への導入決定【EICMA2018】
カワサキは、EICMAにおいて新型「Versys 1000(ヴェルシス1000)」を発表しました。3代目「Versys 1000」には、新たにSEモデルが追加されています。
3代目「Versys 1000(ヴェルシス1000)」は、日本にも導入!
カワサキは、アドベンチャーモデルとして高い評価を受けている「Versys 1000(ヴェルシス1000)」の新型をEICMAで発表しました。EICMAのカワサキブースの中央に配置された「Versys 1000」は、来場者にも注目されています。
搭載されるエンジンは、1043cc水冷4ストローク並列4気筒、最高出力120psを発生します。カワサキのIMU(イナーシャルメジャメントユニット)は、コーナリング中の最適なパワーなどエンジンとシャーシを管理しバイクの挙動を制御し扱いやすくします。
2019年「Versys 1000」には、上位モデルとなる「Versys 1000 SE」が追加されました。SEには、TFTメーターパネルとLEDコーナーリングライト、電子制御のフロントとリアのサスペンション、ギアを上下にすばやく変更するKQS(カワサキ・クイック・シフター)を採用しています。
LEDコーナリングライトは、左右それぞれのシュラウドに配置された3灯のLEDライトが、車体のバンク角に応じて順番に点灯し、ライダーの視野方向を照らします。
ショーワ社と共同開発した子制御サスペンションは、路面状況やライディングスタイルに応じて瞬時に前後サスペンションの減衰力を調整し、タイヤの接地感を高め、安定した車体姿勢を実現。さらに、電子制御リヤサスペンションプリロード調整機能を設け、タンデムライディングや荷物積載時のセッティング変更が容易に行うことができます。
また、車両とライダーを結ぶスマートフォン接続には、専用スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY App」を使用し、車両情報やサービス、オイル交換間隔、電話と電子メールなどを液晶メーターパネルに表示することが可能です。
「Versys 1000 SE」には、傷を自己修復する特殊コーティング塗装が施され綺麗な外観を維持します。
Versys 1000 / Versys 1000 SEは、日本への導入も予定されています。
【了】