アウディ電気自動車「e-tron GT concept」発表 約2年後の量産を目指す
アウディの電気自動車「e-tron」ファミリーは、同メーカーならではのスタイリッシュさと高い環境性能、優れた走破性を併せ持つ次世代を担うモビリティ―です。
優れた空力特性とパワートレインでスポーツカーに匹敵する性能を発揮
アウディは、2018年11月30日から一般公開されるロサンゼルスモーターショー2018で電気自動車のコンセプトモデル「e-tron GT concept」を発表します。
既に生産が開始している“e-tron SUV”、 2019年に登場する予定の“e-tron Sportback(スポーツバック)”に続く電気自動車ファミリーの第3弾として登場したこのモデルは、低い重心と590PSという最高出力、フルタイム4WDシステムにより、スポーツカーさながらの性能を発揮。
ポルシェと協力して開発した空力特性に優れたボディデザインは、全長4.96m/全幅1.96m/全高1.38mとフラットでワイドなもので、リヤエンドまで流れるような弧を描くルーフラインは、 アウディの美しいデザインを象徴する“Sportback”のスタイルを反映したものとなっています。
また、0-100km/hを約3.5秒で加速しつつも、WLTPモード(WLTCと同等)で400kmの渡航距離を実現する「e-tron GT concept」は、洗練された冷却システムにより連続してフル加速を繰り返すことが可能。通常の電気自動車であれば熱の問題によって出力が制限されるような状況でも安定した出力を得られます。
アウディのハイパフォーマンスモデルを開発している子会社「Audi Sport GmbH」により量産モデルへと姿を変える予定の「e-tron GT concept」は、約2年後に登場するようです。
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