ホンダ「CB500F」は、欧州専用モデルなのか?【EICMA2018】
ホンダ「CB500F」は、EICMAにて発表されたネイキッドモデルです。CBR500R、CB500Xは排気量を400ccとし国内に導入されます。
CB500Fは欧州市場拡大のために設定されたモデルなのか?
ホンダは、EICMA2018のプレスカンファレンスにおいて中級クラスのモデルを5車種発表しました。CBR500RとCB500Xについては、排気量を400ccとし国内への導入が決定していますが、「CB500F」の国内販売については、現在ホンダからのアナウンスはされていません。
ホンダの直列2気筒500ccエンジンを搭載しているモデルは、2013年に発売して以来、ヨーロッパで75000台以上販売されています。
2019年モデルとしてCB500F、CBR500R、CB500XがEICMAで発表されました。エンジンは、常用域の3000回転から7000回転において、力強いトルクを発揮します。
また、新タイプのリアサスペンションとアシストスリッパークラッチに加え、フルLEDの灯火器や新型のデュアルマフラー、ギア位置とシフトアップを表示するLCDメーターを採用するなど、3車種それぞれの個性を際立たせています。
「CB500F」は、フロントからリアまでシャープなラインで構成されたスタイリングを実現し、ロードスターモデルとして、さらにスポーティーな走りを追求しています。
500ccと650ccのエンジンを使用するモデルは、ホンダの欧州大型バイク販売台数の35%を占めています。EICMAにて発表した2019年の新製品は、ホンダの主力であるロードスターモデル、アドベンチャーモデル、スポーツモデルの拡充を図り中級クラスを今まで以上に市場導入することで販売の可能性をこれまで以上に広げます。
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