約20年ぶりに復活! ホンダ「新たな“スポーツカー”」まもなく登場! 2リッターターボ×「6速MTのみ」採用! 導入間近の「インテグラ タイプS」米国仕様に注目
ホンダは、北米で展開する「ACURA INTEGRA Type S(アキュラ インテグラ タイプS)」を2026年後半に日本市場へ導入します。国内では約20年ぶりとなるインテグラの販売ですが、かつてのモデルとは大きく姿を変えています。一体どのようなモデルなのでしょうか。
約20年ぶり! 大きく姿を変えた高性能モデルとは
かつて日本のスポーツカー市場で存在感を放ったモデルが、約20年の時を経て帰ってきます。
ただし、かつての姿をそのまま現代に蘇らせたわけではありません。ボディは大きくなり、エンジンはより強力に。さらに米国で生産されるモデルを導入するという、これまでとは異なる形での日本復活となります。
それでも「FF」「高性能エンジン」「6速MT」という言葉を並べると、その正体に気づく人もいるかもしれません。
しかも今回導入されるのは、ラインナップのなかでも走りを重視した高性能モデルです。実用性や快適性を重視するクルマが多くを占める現在、こうした個性の際立った1台が日本で選べるようになること自体、興味深い動きといえるでしょう。

そのクルマとは、ホンダ「インテグラ」です。ホンダは2026年3月5日、米国で生産する「ACURA INTEGRA Type S(アキュラ インテグラ タイプS)」を日本市場へ導入し、2026年後半から発売すると発表しました。
では、久しぶりに日本へ帰ってくるインテグラは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
インテグラの歴史は、1985年に登場した初代「クイント インテグラ」から始まります。リトラクタブルヘッドライトを備えたスポーティなモデルとして誕生し、1989年には2代目へモデルチェンジしました。
1993年には3代目が登場。そしてインテグラの名を多くのクルマ好きに強く印象づけたのが、1995年に追加された「タイプR」でしょう。
高回転型VTECエンジンを搭載し、走行性能を徹底的に磨き上げたタイプRは、インテグラを代表する存在となりました。
インテグラと聞けば、白いボディに赤いホンダエンブレムを思い浮かべる人も少なくないはずです。
2001年には4代目へ進化し、タイプRも引き続き設定されました。しかし、日本向け3ドアモデルは2006年に販売を終了。その後、日本市場からインテグラの名は姿を消すことになります。
一方、北米ではアキュラブランドから2022年に現行インテグラが登場しました。そして今回、その高性能グレードとなる「Type S(タイプS)」が日本へ導入されます。国内でインテグラが販売されるのは約20年ぶりです。
日本導入車の参考となる米国仕様のボディサイズは、全長4725mm×全幅1900mm×全高1407mm。乗車定員は4名、車両重量は1460kgです。
なかでも目を引くのが全幅1900mmという数字でしょう。かつてのインテグラのサイズ感を覚えている人なら、「ずいぶん大きくなったな」と感じても不思議ではありません。
ボディはクーペを思わせる流麗なフォルムを持つ5ドアハッチバックで、低く構えたスポーティなスタイリングでありながら、後席用ドアや大きく開くテールゲートも備えています。
こうして見ると、歴代モデルとはサイズだけでなく、パッケージングやクルマとしての立ち位置も大きく変わっています。
かつてのインテグラを単純に現代風に仕立て直したモデルではない、ということが分かります。
その一方で、走りに関わる部分は、インテグラの高性能モデルらしい仕上がりです。搭載するのは2リッター直列4気筒ターボエンジンで、最高出力320hp、最大トルク310lb-ftを発揮。駆動方式はFFです。
そして組み合わされるトランスミッションは6速MT。320hpものパワーを前輪で路面へ伝え、それを自らシフト操作して走らせるという組み合わせは、現在ではなかなか貴重な存在です。
そして、もうひとつ気になるのが価格です。参考までに北米におけるインテグラ タイプSの価格は5万3900ドル(約850万円/2026年10月下旬のレート)です。
ただし、これはあくまで北米での販売価格であり、日本仕様の価格は現時点で明らかになっていません。そのため、国内でいくらになるのかについては正式発表を待ちたいところです。
※ ※ ※
サイズもパワーも、そして立ち位置もかつてとは大きく変わったインテグラ。それでも2リッターターボ、FF、6速MTという組み合わせには、ドライバーが自ら操って楽しむためのクルマであることが感じられます。
かつてのインテグラを知る人の目には、この新しい1台がどのように映るのでしょうか。そして初めてインテグラに触れる世代には、どのように受け入れられるのでしょうか。
約20年の空白を経て再び日本の道を走るインテグラの正式な価格や発売日など、今後明らかになる詳細にも注目です。
Writer: ナナハチP
2歳でトミカに出会って以来のクルマ好き。現在はライター兼コンテンツクリエイターとして、自動車・グルメ・旅行などを中心に情報発信を行っている。特に愛車や憧れの一台について語り始めると、つい熱が入ってしまうタイプ。




















