ドライバーや乗員、歩行者にも優しい! 衝突安全性に優れた国産車トップ5とは?

トップに輝いたのは現在、注目を浴びるあのメーカーの一台

●第2位 マツダ「CX-8 XD プロアクティブ」(2017年モデル)

 第2位の座に輝いたマツダ「CX-8 XD プロアクティブ」は、マツダの国内向け新世代商品としては初めての3列シート採用モデルで、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が備えられています。

 これにより、後退時のブレーキサポートや、AT誤発進抑制機能、車線逸脱警報システムなどが追加され、さらに安全性が高められましたが、その気になるスコアは、乗員保護性能96.67点、歩行者保護性能90.23点、PSBR4点で、今回紹介する中では最も高い乗員保護性能を誇ります。

 また、年式も新しこともあり中古車価格は300万円以上と高く、販売数も相当、少なくなっています。

スバル「インプレッサXV」に備えられた「歩行者保護エアバッグ」

●第1位 スバル「インプレッサ 2.0i-L EyeSight / XV」(2016年モデル)

 見事、トップに輝いたスバル「インプレッサ 2.0i-L EyeSight / XV」は、第4位にランクインした「レガシィ アウトバック」と同じく「アイサイト」ver.3を搭載。

 また、このモデルでは歩行者との衝突を検知した場合、ピラーやフロントガラス下部といった硬いパーツを覆うようにエアバッグが展開する「歩行者保護エアバッグ」を日本で初採用。室内にも7つのエアバッグを備えるなど、安全機能にかなり力が注がれています。

 点数は、乗員保護性能95.02点、歩行者保護性能96.07点、PSBR8点でトータル199点をマーク。歩行者保護の加点が優位に働いた要因となっています。

「レガシィ アウトバック」同様、エンジン内部のパーツの不具合によるリコール問題で悩まされているスバルの「インプレッサ 2.0i-L EyeSight / XV」の中古相場は170万円台からで、比較的走行距離の少ない車両でもお買い得感のある値段設定が多く見受けられます。

※ ※ ※

 国土交通省は、2018年11月2日に宣伝などで「自動運転車」という言葉を使わないようにすることで国内自動車大手と合意したと発表しましたが、現在の法律上では最終的に自動車を運転するのはあくまでも人間です。
 
 いくら衝突性に優れているといっても、周囲に迷惑の掛かる運転や無茶なドライブは避ける必要があります。
 
【了】

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