ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」は何がスゴイ? ホンダの“開発思想&技術”を学べる「Honda Technology Academy」に参加してみた! 実際に試乗してわかった“ガソリンモデルとの違い”とは!
2026年9月30日、ホンダのハイブリッド技術に関する説明会がメディア向けに開催されました。当日は、ホンダハイブリッドの歴史や開発思想、「シビック」の試乗などが行われ、実際にハイブリッドとガソリンの違い体験することができました。
ホンダ「シビック」でハイブリッド技術を実体験!
今回のHonda Technology Academyでは、現行シビックの「ガソリン」「e:HEV」「e:HEV RS」を実際に試乗し比較することもできました。
コースは会場周辺のゆるい坂道やカーブなどがある公道を1周約10分で走るというものでした。

まずは、2リッター直列4気筒エンジンに2つのモーターを組み合わせた「標準のe:HEV」です。
普段ガソリン車に乗っている人からすると、その静粛性や電気自動車のようにスムーズな加速感に驚くかもしれません。発進から加速までスーッと違和感なく進み、ゆるい坂道でエンジンがかかっても、いつ作動したのか分からないくらい静かでした。
ただし、あまりにもスムーズなため「エンジンの振動を感じながら走る」というクルマならではの刺激は薄めに感じました。
それでも変速のショックなどは感じず、慣れてしまえばずっと運転していたくなるような快適な乗り心地でした。
続いては、専用機能の「Honda S+ Shift」を搭載した「e:HEV RS」です。
基本的な乗り心地は標準のe:HEVと同じく快適ですが、Honda S+ Shiftをオンにした瞬間、まったく別のクルマになったように感じました。
アクセルを強く踏み込むと車内にはスポーツカーのような「ブォーン」という心地よいエンジン音が響き渡り、ハンドルにあるパドルシフトを使えば自分で仮想のギアを「ガチャッ」と切り替えるような変速のリズムが味わえます。
ハイブリッドの快適さとクルマを操る楽しさを両方味わうことができ、とても新鮮な感覚でした。
最後は、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンにCVTを組み合わせた「ガソリンモデル」です。
ハイブリッドモデルに比べて車体が軽いぶん、カーブを曲がるときやハンドルを切ったときの軽快なフットワークが印象的でした。
アクセルを踏み込むと伸びやかに加速していく感覚は、良い意味で慣れ親しんだ乗り心地です。
一方で、e:HEVの「アクセル踏んだ瞬間にスッと前に出る」スムーズな加速を体感した後だと、発進や再加速の際に少しだけもたつきを感じてしまう場面もありました。それでも、モーターの先進的な走りとはまた違う、クルマ本来の素直な動きをしっかりと体感できました。
※ ※ ※
今回の技術説明会と試乗を通じて、ホンダのe:HEVが単なる環境対応にとどまらず、クルマ本来の「走りの楽しさ」を追求した独自のシステムであることが明確に示されました。
電動化が進む自動車業界において、環境性能と走りの喜びを高い次元で両立させるホンダのアプローチは、ユニークな存在感を放っています。
幅広い車種への展開や、さらなる技術の進化も含め、ホンダがこれからどのように取り組みを進めていくのか注目されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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