トヨタ新型「“2人乗り”カローラ」が凄い! スポーティな「ターボ×6速MT」採用で“走り”が楽しそう!「高性能4WD」搭載で魅力アップの“超本格モデル”! わずか「730台限定」のGRMN米国モデルに大注目!
トヨタが米国で「GRMNカローラ」の価格を公表しました。世界730台限定で「究極のカローラ」といえる仕上がりだといいますが、いったいどのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新型「“2人乗り”カローラ」が凄い!
トヨタの米国法人は2026年7月29日、同年6月に世界初公開された新たな「GRMNカローラ」の米国価格を公表しました。
GRMNカローラは、4WDスポーツハッチバックモデル「GRカローラ」をベースに、GRとマスタードライバー「モリゾウ」こと豊田章男会長の原点であるニュルブルクリンクを、ドライバーが安心して全開で走り切れることを目指した、”究極のGRカローラ”です。
生産は元町工場が担当し、日本、北米、豪州を中心に世界730台の限定販売となります。
開発は「GRMNを名乗るならニュルをしっかり走れるクルマに」というモリゾウの言葉を受けて始まりました。
スーパー耐久シリーズへの参戦やドライビングシミュレーターも活用しましたが、実際に走り込むと想定外の課題に直面したといいます。

カローラの初代が登場したのは1966年。それから60年が経過し、カローラは現行型で12代目となります。
そんな12代目の高性能版であるGRカローラは、2022年3月に世界初公開されました。
GRのモータースポーツ活動で得た知見は2025年9月発表・11月発売の改良モデルにも反映されるなど、これまでも常にアップデートを図っています。
そんななかで発表されたGRMNカローラのエクステリアは、カーボン製のエンジンフード、フロントフェンダー、フロントサイドスポイラー、角度調整機構付きのカーボン製リヤウイングを採用しました。
フードダクトやフェンダーダクトを含め、スーパー耐久を戦う水素エンジン搭載GRカローラで培ったノウハウをもとに開発された専用パーツです。
5段階の調整機構を持つリヤウイングは、プロドライバーとの走行テストで角度を1度ずつ変えながら最適な仕様を導き出したもの。足まわりは前後に専用のモノチューブショックアブソーバー(フロントは倒立、リヤは正立)を採用し、リバウンドスプリングの内蔵でコーナリング時の内輪の接地性を高めています。
タイヤはベース車より幅を10mm拡げた245/40ZR18のミシュラン「パイロットスポーツ カップ2」。ホイールは鍛造のマットブロンズで、電動パワーステアリングと4WDの制御もGRMN専用にチューニングされました。
日本仕様プロトタイプの社内測定値は、全長4410mm×全幅1850mm×全高1475mm、ホイールベース2640mm、車両重量1450kg。GRカローラRZに対して全高のみ5mm低く、リヤシートの撤去などによりベース車比で約30kgの軽量化を実現しています。
インテリアは2人乗り専用。シートは日本仕様がGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製の専用フルバケット、北米仕様はブラックとレッドのスエード調素材と合成皮革を組み合わせたセミバケットとなっています。
インストルメントパネルとフロントピラートリムには植毛加工を施し、助手席側には元町工場のカーボン課が開発・製造するカーボン製オーナメントを配置。モリゾウのサイン入りパッド、アルマイトレッドの差し色を入れたドアトリムとシフトノブ、GRMN専用シリアルナンバープレートも備わります。
北米仕様は8インチのトヨタオーディオマルチメディアと12.3インチのデジタルメーター、トヨタセーフティセンス3.0が標準装備です。
パワートレインは1.6リッター直列3気筒ターボ。北米仕様は最高出力300HP(約304PS)を6500rpmで、最大トルク302lb-ft(約409N・m)を4000?4600rpmで発生し、標準のGRカローラの295lb-ftからトルクを引き上げました。
連続した全開走行でも高出力を維持するため、サブラジエーターとインタークーラースプレーも装備。組み合わせるのはクロスレシオの6速iMTのみで、駆動方式は電子制御4WD「GR-FOUR」です。
北米仕様のボディカラーは「ゼログラビティ」と「グラベル」の2色です。
米国の購入者にはナショナル・オート・スポーツ・アソシエーション(NASA)の1年間会員権と、専門インストラクターの指導が受けられる走行イベントが付帯するといいます。
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GRMNカローラは、日本では2026年秋ごろからアプリ「GR app」を通して商談の申し込み受け付けを開始し、2027年内に発売する予定です。
なおGR-DATを積む5人乗りの「GRカローラMORIZO RR」も開発中とされ、発売時期は未定です。
1966年に生まれた世界的な大衆車ブランドであるカローラを、ニュルブルクリンクを全開で走り切るために磨き上げた”究極のカローラ”。
米国での価格は6万4360ドルから(約991万円:2026年9月上旬現座)。現地での販売開始は夏の終わりごろを予定しているといいます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。























