7年ぶり復活の三菱「“新型”パジェロ」どんなモデル? 新たなフラッグシップ“クロカンSUV”は「高性能4WD」と「3列目まで快適な上質空間」が特徴! 詳細を解説
三菱自動車は、新型クロスカントリーSUV「パジェロ」を世界初公開しました。5代目となる新型は、国内では7年ぶりに復活したかたちですが、どのような特徴があるのでしょうか。
復活した「パジェロ」 新型モデルの特徴は?
三菱自動車工業(以下、三菱)は2026年9月2日、新型フラッグシップクロスカントリーSUV「パジェロ」を世界初公開しました。日本では2026年度中の投入を予定し、以後世界約100か国に展開する予定です。
国内では2019年の終売以来、およそ7年ぶりに復活したかたちで、グローバルでも5年ぶりの復活となります。
新型パジェロはどのような特徴があるのでしょうか。詳細を解説します。
新型パジェロが9月2日に世界初披露されました。先代パジェロの国内仕様は、2019年に生産を終えたので、7年ぶりの復活となりました。
新型パジェロのエンジンやラダー(ハシゴ型の)フレームは、基本的にピックアップトラックの「トライトン GSR」をベースに開発されました。
直列4気筒2.4リッタークリーンディーゼルターボエンジンの動力性能も、数値に若干の差はありますがほぼ等しいです。
その一方でトランスミッションは、トライトンは6速ATですが、新型パジェロは8速ATです。シャシーのフロント側も専用設計で、進化した機能も多いです。

新型パジェロの外観は、今の三菱車に多く採用される「ダイナミックシールド」のフロントマスクを発展させた形状です。
フロントマスクに装着されたランプは、左右を光の帯で繋げて先進的です。外側に縦方向に並ぶライトは、昼間にも点灯するデイタイムランニングライトで、ヘッドランプは内側に装着しました。
ボディの側面は水平基調で、前方から3本目のCピラー(ルーフを支える柱)は、太めにデザインされています。これらはいずれも、初代パジェロをモチーフにして現代流に仕上げました。
ボディサイズは、全長4920mm×全幅1925mm×全高1910mmです。このサイズは、ライバル車になるトヨタ「ランドクルーザー250」の4925mm×1980mm×1925mmに近いものとなります。
最小回転半径は5.8mで、ランドクルーザー250の6.0mを下まわり、LサイズSUVでは小回りの利きにも配慮しました。最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は230mmを確保して、悪路のデコボコも乗り越えやすいです。

乗車して運転席に座ると、ボンネットが良く見えます。水平基調のボディで、ボンネットの左右を盛り上げたため、ボディの先端位置や車幅が分かりやすいです。開発者は「車線の中央を走りやすいようにデザインしました」と述べています。
フロントピラーの角度が適度で、斜め前方の視界も良く、サイドウインドーの下端を低く抑えたから側方も見やすいです。
前方から3本目のCピラーは、前述の通り太めで外観のアクセントになりますが、斜め後方の視界も少々妨げています。購入時には縦列駐車や車庫入れを行って、大きなボディと併せて、不都合がないか確認したほうがよいでしょう。
インパネは水平基調で、ドライバーの体が前後左右に揺すられる悪路でも、視認性や操作性は良好です。乗員の手が触れることの多いインパネの手前側は、柔らかい素材の上に合成皮革を貼り、ステッチ(縫い目)も入ります。悪路向けのSUVですが、内装は上質です。
エアコンのスイッチは、最近は液晶パネルで操作する車種が増えましたが、新型パジェロは物理スイッチと呼ばれる従来の方式です。エアコンのスイッチは頻繁に操作するので、物理スイッチが扱いやすく人気も高いです。
その一方でインパネには先進機能も採用され、14.3インチの大型ディスプレイが2つ並びます。
通信機能も備わり、音楽アプリケーションなどを操作できます。左側のディスプレイには、標高、前後左右の傾斜角度、方位など、歴代パジェロが装着してきた3連メーター「マルチメーター」と同様の内容を表示することも可能です。





































































































