143万円! ホンダ「“小さな”NSX !?」がスゴイ! “660ccエンジン”搭載の「ほぼ軽」スポーツカー! ちゃんと“公道走行可能”な「S660」ベースの「NS660」とは!
ホンダの軽スポーツカー「S660」をベースに初代「NSX(NA1型)」を再現した、まさに「小さなNSX」と呼べるカスタムカーが存在します。
143万円! ホンダ「“小さな”NSX !?」がスゴイ!
ホンダが2015年から2022年にかけて販売した「S660」は、コンパクトなボディに660ccターボエンジンをミッドシップで搭載した、2シーターの軽オープンスポーツカーです。
その軽快な走りと本格的なレイアウトから、現在でもカスタムベースとして根強い人気を誇っています。
さまざまなS660ベースのカスタムカーが存在するなかでも、とりわけ強烈な個性を放っていたのが、「東京オートサロン2025」に出展されたカスタムカー「miNi SX660」でしょう。
この車両は、新潟県に拠点を置く塚野自動車が展開するカスタムブランド「WISESQUARE(ワイズスクエア)」によって製作されました。
最大の特徴は、ホンダが誇る名スポーツカーの初代「NSX(NA1型)」をオマージュしたエクステリアにあります。
遠目から見ると本物のNSXが停まっているかと見紛うほどの再現度を誇り、まさに「小さなNSX」と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっていました。

フロントやリアのバンパー、フェンダー、サイドスカートなど、外装のほぼすべてのパーツはFRP製のオリジナル品で構成されており、テールランプなど一部には初代NSXの純正パーツを惜しみなく使用。
実車のNSXの外装を3Dスキャナーでデータ化し、サイズが全く異なるS660の骨格に合わせて緻密な再調整を施すことで、デザインの破綻なくNSXのフォルムを見事に再現しているのです。
東京オートサロン2025で披露されたのは、ボディキットの市販化を目指して開発されたプロトタイプ。
保安基準にもしっかりと適合していますが、フェンダーの張り出しなどが大きくなるため、車両は軽自動車の規格を超え、普通車登録(白ナンバー)となります。
その後、このプロトタイプは「NS660」という正式名称で無事に市販化を果たしました。
開発は引き続きワイズスクエアが担当し、販売は三重県に拠点を置くカスタムカーブランド「WONDER(ワンダー)」が行っています。
FRP製ボディキットにくわえ、ホンダ純正のテールランプ、社外ライト、マフラーなどがセットとなったキットの販売価格(消費税込)は143万円の設定。(この価格は未塗装キットのものであり、別途取り付けや塗装、構造変更などの費用が必要)
さらに「東京オートサロン2026」では、有名カスタムビルダーである尾林ファクトリーが、このWONDERの市販キット「NS660」を装着したS660を出展し、再び大きな話題を呼びました。
現在では入手困難となった初代NSXのオーラを、コンパクトで扱いやすいS660のパッケージで手に入れられるこのキットは、愛車に唯一無二の個性を求めるS660オーナーにとって非常に魅力的なカスタマイズの選択肢といえるでしょう。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。










































