新車407万円! トヨタ新型「“最上級”セダン」が凄い!「クラウン」超える“全長5.1m”大型ボディ採用! 282馬力&「710km走れる」後輪駆動モデル! “AI”活用した超ハイテク“豪華内装”の「ボージ7」中国モデルとは!
広汽トヨタが2026年3月に中国市場へ投入したフラッグシップBEVセダン「ボージ7」が注目を集めています。トヨタの中国における電動化戦略の象徴ともいえるボージ7とはどのようなクルマなのでしょうか。
新車407万円! トヨタ新型「“最上級”セダン」が凄い!
広汽トヨタは2026年3月に、フル電動セダンである「ボージ7」を発売開始しました。どのような特徴を持つクルマなのでしょうか。
ボージ7は、トヨタと広州汽車の合弁会社である広汽トヨタが開発し、中国市場専用として展開されています。新世代BEV(バッテリー電気自動車)で、現地市場におけるトヨタBEVのフラッグシップセダンとして位置づけられています。
2025年4月の上海モーターショーでは「bZ7」として世界初公開され、2026年3月の発売にあたり「ボージ7」へ名称が変更されました。
開発には広州汽車集団、広汽トヨタ、IEM by TOYOTAの3社が参加。さらには現地のユーザーが求める性能や快適性が徹底的に取り入れられました。
トヨタのBEVシリーズでは「bZ4X」「bZ3」「bZ3X」「bZ5」に続くモデルで、電動化と知能化を高いレベルで融合させ、広い室内空間と先進的なデジタル機能を備えます。
ボディサイズは全長5130mm×全幅1965mm×全高1491mm-1506mm、ホイールベース3020mmです。全高の差はエアサスペンション装着の有無によるもので、全長は「クラウン セダン」の5030mmを上回る大柄なサイズ感となっています。
外装はトヨタ最新の「ハンマーヘッド」デザインをフロントに取り入れ、ルーフ後方をなだらかに傾斜させたファストバックスタイルにより、クーペのような流麗なプロポーションが形作られました。
またフレームレスドアを用いた、すっきりとしたサイドビューも特徴です。

内装では8.8インチのフルLCDメーターと15.6インチの大型タッチディスプレイを組み合わせ、車内の情報や操作を大画面中心で行う構成となっています。
前席マッサージ機能や無重力助手席、後席の電動リクライニングやヒーター・ベンチレーション、後席から助手席位置を調整できる『ボスボタン』などは『MAX 700』以上の上位グレードに設定。
最上位の『710 Ultra LiDAR Edition』には、後席マッサージ機能も装備されます。
車載システムにはファーウェイと共同開発した「HarmonyOS Cockpit 5」を採用。
5000種類以上のスマートフォンアプリを車載システム上で使える「スーパー・デスクトップ」機能など、AIを活用したデジタル体験を重視した設計となっています。
音声認識は連続対話やあいまいな表現への対応も可能です。
グレード構成は「600 Pro」「600 Pro LiDAR Edition」「700 MAX」「700 MAX LiDAR Edition」「710 Ultra LiDAR Edition」の全5種類を展開。グレード名の数字は、それぞれCLTCモードの航続距離に対応しています。
パワートレインにはファーウェイが開発した「Huawei DriveONE」のリアモーターを搭載し、後輪を駆動。最高出力207kW(約282馬力)、最大トルク320N・mを発生する永久磁石同期モーターを採用しています。
バッテリーはLFP電池を用い、容量は71.35kWhと88.13kWhの2種類を設定。航続距離(CLTCモード)は71.35kWh仕様で600km、88.13kWh仕様で700kmを示し、エアサスペンション装着車では710kmまで延びます。
DC急速充電に対応しており、バッテリー残量30%から80%までを約24分で充電できるほか、全グレードに3.3kW・220Vの外部給電機能を標準装備しています。
サスペンションは前部がダブルウィッシュボーン式、後部がマルチリンク式の独立懸架を採用。上位グレードにはデュアルチャンバーエアサスペンションとSDCインテリジェント可変減衰ショックアブソーバーが組み合わされます。
運転支援機能は、追従機能を備えたDRCC(ダイナミックレーダークルーズコントロール)や車線維持をサポートするLTA(インテリジェントレーントラッキングシステム)、衝突回避を支援するPCS(衝突回避安全システム)などの基本システムを全グレードに標準装備。
「700 MAX LiDAR Edition」と最上位の「710 Ultra LiDAR Edition」の2グレードには、周囲の状況を高精度な三次元測定で把握する運転支援機能用LiDARと、中国の自動運転技術企業Momentaの強化学習モデルを組み合わせた高度なシステムが加わります。
価格は現地の価格で16万9800元(約403万円、2026年8月下旬時点、以下同)から22万9800元(約545万円)です。
中国のEV市場ではBYDやNIO、Xiaomiなどの現地メーカーが強い存在感を示しています。そうした環境の中で、現地のニーズを徹底的に取り込んだ「ボージ7」の今後の市場での動向が注目されます。
Writer: 阿久津仁
1998年東京都生まれ。高校卒業後、自動車業界をはじめとして不動産業界、IT業界、SNS業界など様々な業界でビジネスを展開するビジネスマン。某大手転職メディアでのWebライティング経験や、オリンピック記事の制作など様々な分野でWebライティング記事を作成し、Webライターとしての経験は10年に及ぶ。趣味はクルマ・バイクで休日にドライブをすること。




































































