千葉北西部の“大動脈ルート”「船取バイパス線」通行止めが解除! 千葉豪雨で被害の「鎌ケ谷アクセス」メインルート「丸山アンダーパス」 暫定ポンプ設置で通れるように 本復旧は未定
千葉県鎌ケ谷市は、「令和8年8月千葉豪雨」で冠水した県道8号線「船取線」のバイパスにある「丸山アンダーパス」が通行止め解除になったと発表しました。
「丸山アンダーパス」通行止めで大渋滞発生も現在は通行可能に
千葉県鎌ケ谷市は2026年8月28日、県道8号線「船取線」のバイパスにある「丸山アンダーパス」の通行止めを解除しました。
丸山アンダーパスは、「令和8年8月千葉豪雨」で冠水し、長らく通行止めとなっていました。
船取線は、国道357号 若松交差点から、途中で国道296号「成田街道」と重複しつつ、東武アーバンパークライン(東武野田線)沿いを北上し、船橋市中・北部を通って鎌ケ谷市を縦断。その後は柏市の旧沼南町、国道16号を経て、我孫子市の国道6号「水戸街道」に至ります。
千葉県北西部において、わずか数本しかない「タテルート」の大動脈で、特に鎌ケ谷市へのアクセスはここが第一選択ルートになります。
丸山アンダーパスは船取線のバイパス線にある、京成松戸線(旧:新京成線)をくぐるアンダーパスで、「街かど美術館」として近隣の子どもが描いた壁絵が特徴です。船取線本線の混雑を回避するルートして非常に需要が高く、交通が集中する区間でもあります。
![冠水した「丸山アンダーパス」[千葉大雨/冠水したアンダーパス・京成松戸線のアンダーパスが冠水し、水没した車=14日、千葉県鎌ケ谷市/Photo:時事]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/08/20260828_funariBP_underpass_000.jpg)
しかし、2026年8月13日から14日にかけ、関東地方で発達した雨雲が襲来し、特に千葉県北西部・北東部では著しい大雨をもたらす線状降水帯が発生。気象庁では警戒レベル5の「大雨特別警報」が出されました。
鎌ケ谷市でも大雨特別警報が出され、道路の冠水は37箇所、通行止め箇所は8箇所、冠水によって故障した車両は68台にも及びます。
船取線でも、この丸山アンダーパスで排水ポンプ施設が故障し、乗用車が1台沈むほどの冠水に見舞われ、その水が引かず、歩道も含めて通行止めとなっていました。
この通行止めにより、船取線本線にクルマが集中し、周辺の東武アーバンパークライン(野田線) 鎌ケ谷駅や松戸線 初富駅付近、および付近の県道57号線などでは大渋滞となっていました。
通行止めは9月上旬までを予定していましたが、発災から15日が経過した28日、午前9時に通行止めが解除されました。
通行止め解除にあたり、暫定的な排水ポンプを設置。ただし、暫定措置であることから、一定の降雨があれば再び通行止めになる可能性もあります。
今後は既設のポンプの本復旧に向け、作業が行われる予定で、既設ポンプの1基目は9月中旬を予定。ただし、2基目のポンプは稼働の再開が未定だとし、完全復旧予定も現在のところ明らかになっていません。
鎌ケ谷市は「今後も、一日も早い復旧を目指して取り組んでまいります」としています。
Writer: くるまのニュース編集部
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