三菱が「“スポーティ”新型SUV」発表! 怒涛の「新車“全6モデル”」拡充も! 伝統の「名車」継承の「新型エクリプス スポーツバック」米国仕様とは!

三菱自動車工業の北米法人は2026年8月25日、中長期的な事業計画「Momentum 2030」の更新内容を発表し、新型BEV「エクリプス スポーツバック」をはじめとする今後の商品ラインナップの拡充について明らかにしました。

怒涛の「新車“全6モデル”」拡充!

 三菱自動車工業の北米法人(以下、北米三菱)は2026年8月25日、中長期的な事業計画である「Momentum 2030」の更新内容を発表しました。

 日産自動車との協業によるピックアップトラック市場への再参入や、今秋に発売予定の新型BEV(バッテリーEV:電気自動車)「Eclipse Sportback(エクリプス スポーツバック)」など、商品ラインナップを大幅に拡充する方針を明らかにしています。

 北米三菱は、米国におけるブランド力の強化と市場シェアの拡大を目指す中長期事業計画「Momentum 2030」をさらに加速させます。

 同社は最近開催された非公開の販売店会議において、今後の具体的な商品展開と戦略的取り組みについて説明を行いました。

 今回の発表では、北米市場における顧客ニーズの変化に対応するため、冒険心をかき立てるオフロード性能に優れた車両へ焦点を当てることが明確に示されています。

 なかでも最大のトピックといえるのが、日産自動車とのアライアンスを通じた北米ピックアップトラック市場への再参入計画です。

三菱自動車工業の北米法人における中長期事業計画「Momentum 2030」(改訂版)で公開された次期型モデル群
三菱自動車工業の北米法人における中長期事業計画「Momentum 2030」(改訂版)で公開された次期型モデル群

 北米における三菱のピックアップトラックの歴史は古く、1980年代の「マイティマックス」や、2000年代にOEM供給を受けて販売された「レイダー」などが知られています。

 近年は同セグメントから撤退していましたが、米国市場では堅牢なピックアップトラックへの需要が依然として高く、市場規模も巨大です。

 アライアンスパートナーである日産のプラットフォームや生産基盤を活用することで、開発コストを抑えながらも競争力のあるモデルを投入し、新たな顧客層の獲得を目指します。

 電動化戦略に関しても、具体的なスケジュールが提示されました。

 北米三菱は2025年5月の段階で、日産「リーフ」(2025年に3代目へフルモデルチェンジ)をベースとした新型BEVを、2026年夏以降に北米で販売開始すると予告していました。

 リーフは世界初の量産型BEVとして市場を牽引してきたモデルです。今回の発表で、その新型モデルがエクリプススポーツバックという名称で2026年秋に市場投入されることが正式に発表されました。

 かつてのスポーツクーペ「エクリプス」の名を冠したSUVスタイルと、最新の電動化技術を融合させた新型BEVは、現行の主力モデルであり世界初のプラグインハイブリッド(PHEV)SUVとして歴史を持つ「アウトランダーPHEV」とともに、環境意識の高い北米の消費者に対して新たな選択肢を提示します。

 さらに2027年の第1四半期には、オフロード性能をより高めたアウトランダーの新しい派生モデルが登場する予定です。

 具体的なモデル名は、今後数か月以内に発表される予定ですが、既存のアウトランダーが備える高度な四輪駆動制御技術である「S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)」のポテンシャルをさらに引き出し、悪路走破性を際立たせたモデルになるといいます。

 これらの新モデル投入により、北米での展開車種は現在の4モデルから、2027年には「アウトランダースポーツ」「エクリプスクロス」、エクリプススポーツバック、アウトランダー、アウトランダーPHEV、および新型アウトランダー派生モデルの計6モデル体制へと拡充されます。

 商品ラインナップの刷新に加えて、伝説的なクロスカントリーSUVである「パジェロ(米国名:モンテロ)」が日本で復活することについても言及しています。

 パジェロは、ダカールラリーなどでの輝かしい戦歴を持つ三菱の四輪駆動技術の代名詞とも言える存在です。

 ただし北米三菱によると、現時点で米国市場への導入については未定だといいます。

 一方で同社は、「ブランドを象徴するアイコニックなモデルの復活は、三菱のオフロードヘリテージを世界的に再認識させ、米国市場におけるブランドの力強さを裏付ける重要な要素として位置付けられる」としており、今後新型パジェロが北米市場に導入される可能性もありそうです。

※ ※ ※

 北米三菱のマーク・シャフィン社長兼CEOは、次のように話します。

「事業計画のMomentum 2030は、北米市場における過去最大規模の包括的な成長戦略であり、顧客へのより高い価値提供と販売パートナーへの新たな機会創出を実現するものです」

 日産とのアライアンスによる相乗効果を最大限に引き出しながら、北米市場において確固たる地位を築こうとする三菱の次なる商品展開にも注目が集まります。

【画像】超カッコイイ! これが三菱の「新型エクリプス スポーツバック」です!(95枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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