スクーターみたいな外観なのに“6速ミッション”搭載!? ヤマハ新型「本格スポーツモペット」発表! トラコン初採用の「Y16ZR-R」約42万円でマレーシアに登場!
マレーシアのホンリョン・ヤマハ・モーターは2026年8月、スポーツモペッド「Y16ZR」の改良版となる「Y16ZR-R」を発表しました。
6速ミッションを備えたスポーツモペット
マレーシアのホンリョン・ヤマハ・モーターは2026年8月、スポーツモペッド「Y16ZR」の改良版となる「Y16ZR-R」を発表しました。
2020年のモデル登場から初めてとなる本格的なアップデートで、エンジン性能の底上げに加え、電子制御システムや接続機能が新たに盛り込まれています。
エクステリアはボディパネルが刷新され、より明るく均一な光を照射する新設計のLEDヘッドライトが採用されました。
心臓部には、ヤマハの可変バルブ機構(VVA)を組み込んだ排気量155ccの水冷単気筒フューエルインジェクションエンジンを搭載しています。圧縮比は11.6:1へと引き上げられ、最高出力はこれまでの17.7hpから18.5 hp/9500 rpmへと向上しました。最大トルクは14.4 Nm/8500 rpmを維持しています。
トランスミッションは6速で、軽いクラッチ操作と優れたコントロール製を実現するアシスト&スリッパークラッチが組み合わされています。
最終減速比も見直され、14T/48T のスプロケット構成が新たに採用されました。ヤマハによれば、この変更は特に高速域での加速をより鋭くすることを狙ったものだといいます。
吸気音についても、専用のエアボックス形状と開口部の設計によってライダーへ向けてチューニングされています。

安全面では、前輪シングルチャンネルABSに加え、トラクションコントロールが標準装備されています。ヤマハのアンダーボーンモデルにトラクションコントロールが採用されるのは今回が初めてのことで、同クラスにおける装備の充実ぶりが際立ちます。
情報表示には、新設計のデジタルLCDメーターパネルが採用されました。スマートフォンとのBluetooth接続に対応しており、メッセージや着信の通知、メンテナンス情報、走行ルートデータ、燃費情報、そしてバイクの最終記録位置なども確認できます。
足回りはフロントにテレスコピックフォーク、リアにKYB製モノショックを採用しています。
ブレーキはフロントに2ピストンキャリパー付き267mmディスク、リアにシングルピストンキャリパー付き267mmディスクという構成です。ホイールは前後17インチで、タイヤサイズはフロント90/80、リア120/70となっています。
カラーリングは「コウカ・グレー」「ライジン・グリーン」「ヨル・ブラック」の3色を展開しています。
標準モデルの価格は1万0888リンギット(日本円で約42万円/2026年8月下旬のレート)に設定されています。
また、標準モデルから2500リンギット(約9万円)高い「Y16ZR-Rプラマック・レーシング・レプリカ」が3000台限定で用意されています。
同モデルは、ヤマハのサテライトチームとしてMotoGPに参加するプラマック・レーシングにインスパイアされた専用カラーリングを纏い、リアモノショックがオーリンズ製のアジャスタブルタイプへとアップグレードされています。
2020年のデビューから6年を経て大きく進化したY16ZR-Rは、電子制御と接続機能を充実させることで、スポーツモペッドとしての競争力をさらに高めた一台といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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