バイクのドラレコ装着率は「たった約4割」!? なぜクルマより普及しない? 「高すぎる」「盗まれる…」難点多めも「絶対つけるべき」なワケ
近年では周囲の状況を映像として記録するドライブレコーダーを装備しているクルマが増加しています。クルマはドライブレコーダーをつけている車両が多数を占めるものの、バイクではあまり普及が進んでいないと言われていますが、バイクでも必要なのでしょうか。
ドライブレコーダーの普及状況と得られる利点
日々の運転において、四輪のクルマでは周囲の安全を確認するための防犯対策として、ドライブレコーダーをつけている車両が多数を占めています。
しかしながら、クルマの状況と比較するとバイクの分野ではあまり普及が進んでいないと言われています。
2022年3月にバイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に発足した「バイク未来総研」が行った独自の調査によると、所有しているバイクにおいてドライブレコーダーを装着しているライダーは約4割であることが判明しました。
また、この調査では事故件数が多数を占める50代以上のライダーにおいて、ドライブレコーダーの装着率が低い傾向にあることも分かっています。
装着しない理由としては、機器の価格の問題が群を抜いて多数を占めていました。
さらに、複雑な配線の処理といった手間がかかることや、カメラや本体を取り付けるためのスペースが確保できないことも普及を妨げる要因となっています。
バイクにおけるドライブレコーダーの装着について、SNSでも様々な声が寄せられています。
導入をためらう意見としては、「高くなるからドラレコ買うの躊躇する」「ドラレコ高いから買いたくないかも」などと、やはり費用の負担を気にして購入を迷う声が見受けられます。
さらに、「バイクの場合ドラレコを剥き出し状態でつけることになるから、奪われる可能性が高い」「盗難されてしまうならつけていても意味がない」など、駐車中のいたずらや持ち去りといった被害を心配する意見も寄せられています。
このように費用や盗難対策の面から購入を躊躇する声もある一方で、着けた方が身のためだという声も多く見受けられました。

たとえば、「事故の証拠になるから絶対に必要だと思う」など、万が一の事態に備えて客観的な証拠を残すことを重視する意見が多くあがっています。
また、「煽ってくるクルマはドライブレコーダーのカメラを見つけるととたんに離れていくから、目立つようにつけるべきだと思う」と、煽り運転の予防に役立つという意見もありました。
その他にも「バイクで事故に遭ってから前後ドライブレコーダーをつけるようになった」と実際に交通事故の被害に遭ったという苦い経験から、ドライブレコーダーの重要性を痛感して導入に踏み切ったという体験談も寄せられています。
このように、バイクでの普及が遅れている状況ではありますが、周囲の運転状況を客観的な映像として記録できるドライブレコーダーは多くの利点をもたらします。
たとえば、実際に事故が起きた時、当事者同士の言い分が食い違っていても映像記録が残っていれば証拠となるほか、事故の経緯を立証するのにも役立ちます。
また、前述の通り、煽り運転の防止や証拠としても活用できるため、安全のためにもドライブレコーダーは必要不可欠です。
そのため、費用対効果を鑑みても、マストアイテムといえるでしょう。
そして、盗難のリスクが懸念されていますが、分離型のドライブレコーダーにして持ち歩くようにする、目立たない場所につける、固定を強化するなど様々な対策が可能です。
なお、ドライブレコーダーを回していればツーリングの様子が残るので、思い出を保管するという意味でも活用できます。
いずれにしても、メリットとなる部分が多いので、装着しておくのが無難だといえるでしょう。
※ ※ ※
ドライブレコーダーは客観的な映像記録によって事故などの証明になるため、バイクを運転する際に必要な装備のひとつです。
購入費用や機器の盗難リスクといった理由で装着を躊躇する声もありますが、公道における様々な危険から自らの身を守るためにもあらかじめ装着しておくほうが良いでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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