新車264万円から! マツダ「“新型”CX-30」に問合せ“殺到”!? 「価格以上の造り」で“コスパの高さ”が好評も「ディーゼル廃止」残念がる声も 一部改良モデルが販売店でも話題に
一部改良を行ったマツダのコンパクトSUV「CX-30」について、販売店に最新情報を聞いてみました。
一部改良モデルのCX-30の納期は、早ければ2〜4ヶ月程度の予定
2026年7月23日、マツダはコンパクトSUV「CX-30」の一部改良モデルを発表し、同日より受注を開始しました。
その後のユーザーからの問い合わせや最新の納期について、首都圏のマツダディーラーに問い合わせてみました。
2019年9月、新世代商品の第2弾となるクロスオーバーSUVとしてデビューしたCX-30は、世界規模で拡大を続けるSUV市場を視野に入れ、マツダのラインナップに新たに加わったモデルです。
上級SUVの「CX-5」(先代モデル)と、コンパクトSUV「CX-3」(現在は生産終了)の中間にあたり、「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」をコンセプトに、スタイリッシュなデザインと上質な室内空間、高い走行性能と充実した先進運転支援機能を備えています。
ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mm、ホイールベースは2655mmです。
モデルイヤー8年目に突入するなかで行われた今回の一部改良では、上級のラージSUV「CX-80」および「CX-60」に導入済みの安全装備が、CX-30にも追加されています。

具体的には、ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)には降車時警告機能が加わりました。緊急時車線維持支援(ELK)も新たに搭載され、側方危険回避アシスト、ロードキープアシスト、対向車両衝突回避アシストの3つの機能を備えています。
スマート・ブレーキ・サポート(SBS)は対向車両衝突被害軽減、交差点事故回避アシスト、右直事故回避アシスト、前進時左右接近物検知の各機能に加え、自動2輪へ対応しています。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)は、速度標識連動機能が追加され、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)もCX-60/CX-80と同等の水準に進化し、マーキングライトとグレアフリー標識反射減光機能を備えています。
さらに、ラインナップには新型CX-5で採用された2.5リッターマイルドハイブリッドの「e-SKYACTIV G 2.5」エンジンを搭載したグレードが追加。そのいっぽうで、ディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 1.8」が廃止されています。
内装の機能面では、運転席・助手席シートベンチレーション、360°ビュー・モニター(シースルービュー)、オーバーヘッドコンソールLEDダウンライトが一部グレードに標準装備となりました。
ボディカラーには新色として「エアログレーメタリック」と「ジンクグリーンメタリック」の2色を追加しています。
さらに今回、特別仕様車「Air Edition」を発売。各パーツがブラックで統一され、内装はグレー/ホワイトを基調としたものとするなど、洗練されたスタイルが特徴です。
このほか、グレード名称の一部を変更し、これまで法人向けのみだった「20C」をカタログモデルとして一般向けに販売を開始しました。
一部改良を行ったCX-30の車両本体価格は、264万円から375万6500円です(いずれも消費税込み)。
ユーザーの反響について、7月下旬に首都圏にあるマツダディーラーに問い合わせてみました。
「特別仕様車『Air Edition』の引き合いが多いですが、200万円台で販売されているカタログモデルへのお問い合わせもあります。
実車をご覧いただくと『この造りとデザインで200万円台は安いかもしれない…』と驚かれることもしばしばです。
最近のクルマは高いですから、コスパの良さでCX-30を候補に入れていただくケースが増えていますね。
ご納期については2〜4ヶ月程度を見込んでおります(ボディカラーによって納期が延びる場合があります)」。
他のマツダディーラーにも問い合わせてみました。
「『ディーゼルエンジンがなくなったとネットニュースで見たんですが本当ですか』といったお問い合わせが何件かありました。そうなんです。今回の一部改良でディーゼルエンジンの設定がなくなってしまいました。
新型CX-5もそうなんですが、ディーゼルエンジンの需要は一定数あるので、また復活してくれると現場としてもありがたいです。
ご納期については2〜4ヶ月程度を見込んでおります」。
たしかにディーゼルエンジン仕様のモデルがなくなってしまったのは残念です。
そのいっぽうで、装備を簡素化した「20C」および「20S」が200万円台で買えるというのは魅力的に思えてきます。
安全装備を削るというのは難しいだけに、装備を簡素化して、その分、車両本体価格を抑える。
新車が高騰したなか、こういった地道な努力を重ねるメーカーには頭が下がるばかりです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。














































