アンダー100万円で買える「歴史的モデル」!? ベスパの斬新「レトロ×最新」スクーター「GTS 80TH」に注目!
ベスパ誕生80周年を記念した特別モデル「GTS 80TH」について解説します。
ベスパ誕生80周年を記念した特別モデル
国内に導入されている輸入車には、国産車に無い魅力を備えたモデルが存在していますが、その魅力をさらに高めるのが特別仕様車でしょう。
ピアッジオグループジャパンが2026年5月1日に受注を開始したベスパ「GTS 80TH」も、まさにそんな一台と言えるモデルです。
イタリアのバイクブランドであるベスパは、1946年4月23日の特許出願から数えて80周年という大きな節目を迎えました。
ベスパは誕生から現在に至るまで、160種類以上ものモデルに進化を遂げてきました。時代ごとの空気を映し出しながらも、優美なラインを崩すことなく、スタイルと自由、革新を体現するイタリアンスタイルの象徴として世界中で愛され続けています。
GTS 80THは、その80年にわたる歩みと原点を一台に凝縮したモデルと言えるでしょう。
このモデルの顔となるのが、「ヴェルデ80TH」と名付けられたパステルグリーンのカラーリングです。戦後復興期の活気と創造性の中から生まれた二輪車としてのベスパを象徴する色であり、歴史的なアーカイブから発掘された最初のカラーコードをよりどころにしています。
光沢のあるボディに対し、レッグシールドのモールやパッセンジャーグラブハンドル、バックミラーといったパーツにはボディと同系色のサテン仕上げを採用し、さりげないコントラストが視線を引きつけます。

さらに、シートやハンドルグリップを濃いグリーンでまとめたトーンオントーンの演出も見どころのひとつです。ステッチ装飾も加わることで、ミニマルでありながら存在感のある仕上がりを実現しています。
ホイールは1946年の初期モデル「ベスパ98」から着想を得た専用デザインで、当時のプレス成型スチールホイールの構造を思い起こさせながら、リム部分にはダイヤモンドカット仕上げを施した現代的な表情を持ちます。パステルグリーンに塗られたホイールには「Est. 1946」のグラフィックがさりげなく配置されています。
フロントシールドには伝統の「Vespa」ロゴとともに「80th」エンブレムが据えられ、レッグシールド内側のグローブボックスリッドには「80 years of Vespa Est. 1946」と刻まれた記念バッジが取り付けられています。こうした細部のひとつひとつに、戦後間もない頃の実用性や機能性に対するこだわりが丁寧に反映されています。
伝統的なスタイルを大切にしながらも、TFTカラーメーターやVespaマルチメディアプラットフォームといった最新テクノロジーもしっかりと組み込まれています。
エンジンは排気量278ccの水冷4ストロークSOHC 4バルブで、最高出力 23.8HP (17.5 kW)/8250 rpm、最大トルク 26 Nm/5250 rpm を発揮します。
価格(消費税込)は、 93万5000 円です。
ベスパの80周年は、2026年6月25日から28日にかけてローマで開催された史上最大規模のベスパイベントでも行われ、世界中のファンに祝福されています。
GTS 80TH は、そうした記念すべき年に生まれた一台として、乗り手にとって特別な意味を持ち続けることでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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