ご飯“最大1kg”のメガ盛りも選べる!? “昭和の”ドライブインで味わう「鉄板焼肉定食」が凄すぎる! 秘伝のたれで“白米が進む”「トラック野郎のオアシス」! 神奈川の激ウマ名店「みや古食堂」に注目!
昭和という時代の“空気感”を色濃く残すドライブインは、ある種のノスタルジーや普段は見過ごしがちな大切なモノを思い出させてくれる気がします。今回は、トラック野郎のオアシスになっているデカ盛り店「みや古食堂」(神奈川県秦野市)を訪れ、秘伝のたれを使った“鉄板”メニューを味わってみました。
開店直後は「“ル・マン式”スタート」が最善!?
高度経済成長期のマイカーブームとともに激増したドライブインは、現在ではその役割を「道の駅」やサービスエリアに譲り、全国で200店舗程度にまで減少しているといわれています。
その一方、現存するドライブインは、素朴ながらも温かみのある料理や独自のサービスによって、多くのファンから根強く支持されているのです。
神奈川県秦野市の国道246号線沿い、東名高速道路「大井松田IC」から約10分ほどの位置にある「みや古食堂」は、THEという冠を付けたくなるほどの“昭和のドライブイン”。
創業はモータリゼーションの萌芽と重なる1967年。圧倒的なボリュームと白米が進む味付けは、移りゆく時代を超えて、ドライバーたちの胃袋を満たしてきました。
この日は週末の土曜、開店30分前に訪れたのですが、大型トラックも停められる休憩スペースはみるみると賑わってきました。この時点では、休憩スペースのさらに奥にある、店の目の前の駐車スペースは、ロープで封鎖されています。
とはいえ、ロープから2台目の“フロントロー”に付けていた筆者は、余裕しゃくしゃくで開店の時を待っていました。そして、しっとりとしたお姉さんがロープを開放した瞬間、予期せぬ事態が起こります。
なんと、休憩スペースに停めていたドライバーたちが、さながら“ル・マン式スタート”のように、店の入口に向けてスタートダッシュをカマしたのです(汗)。どうやら開店直後に少しでも早く入店したいなら、クルマではなく、ドライバー自身のグリッド位置が重要だったようです。
![「にんにく」と「練りがらし」で止まらない食欲にさらなるブーストをかける![「みや古食堂」(神奈川県秦野市)/Photo:のぐちまさひろ]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/08/20260804_DRIVE-IN_MIYAKO_SHOKUDO_001.jpg?v=1785810854)
オーダーの品は心に決めておいた方がスムーズ
思わぬ洗礼(!?)を浴びることになったものの、無事に入店。テーブル席とカウンター席で構成された店内は、レトロな昭和の大衆食堂らしい、ほっとできる雰囲気に包まれています。
また、みっしりと貼られたトラック野郎のオリジナルステッカーが、この店の本質を表しています。
わりと最近導入された食券機の列に並んでいる間には、おひとり様ということで、「カウンター席にどうぞ。どこでもいいですよ~」と案内されました。
食券機には多彩すぎるメニューが並んでいますが、ここで目移りしてモタモタするよりも、オーダーの品を心に決めておいた方がスムーズです。
ちなみに筆者(のぐちまさひろ)は、1番人気である「鉄板焼肉定食」(1300円)の、もっとも大きいボタンへと一直線。「秘伝のたれ」というコピーも、改めて期待をふくらませてくれます。
ちなみにライスの量は、もともとの「並(350g)」でもすでに大盛クラスのボリューム。
大食いの方は、さらに150円のライス券を追加することで、ライス券+1枚の「大盛(500g)」→+2枚の「特盛(700g)」→+3枚の「メガ盛り(1kg!)」までグレードアップすることができます。
秘伝のたれは、スーパーチャージャー&ターボ効果を両立
やはり鉄板系の品々をオーダーする方が多いのか、店内の天井付近は、瞬く間に白い煙で薄っすらと覆われていきます。
そうこうしているうちに、ジュージューと食欲をそそる音を立てながら、「鉄板焼肉定食」が着丼。
ご飯の量もさることながら、ごっそりと盛り付けられた「豚肉」と「もやし」に目を奪われます。
鉄板のにぎやかな音が残っているうちに、さっそくメインの豚肉を口に運んでいきます。
甘辛仕立ての秘伝のたれは、全体としてはやさしい味わいながら、食欲をブーストするスーパーチャージャー&ターボ効果を両立。豚肉を挟みつつ、もやしやご飯に、休むことなく箸が伸びていきます。
未来へと受け継がれていく“ドライブインの魂”
止まらない食欲にさらなるブーストをかけるのは、さりげなく添えられていた「にんにく」です。
加えて、卓上に置かれていた「練りからし」も参入。筆者的には十分に多い「並(350g)」のご飯も、気が付けばペロリと平らげていました。
実は去る2021年、同店は先代の急逝によって、閉店を余儀なくされた時期があります。その後、常連のひとりが経営を引き継ぎ、奇跡の復活を遂げたそう。
そして、残っていた秘伝のたれが、当時の味を再現するうえでの大きな決め手になったのです。
先代から受け継がれた秘伝のたれと、それを求めて今も集まってくる多くのドライバーたち。時代を取り巻く環境や店を切り盛りする人が変わっても、「みや古食堂」に流れている“ドライブインの魂”は健在です。
初めて訪れる際は、まずは1番人気の「鉄板焼肉定食」からご賞味あれ。期待を裏切らない味わいやボリュームは、まさしく“鉄板”の選択肢といえます。

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■みや古食堂
所在地:神奈川県秦野市菖蒲133
営業時間:11時00分~15時00分
定休日:日曜
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。














































































