マツダ新型「マツダ3」発表! “6速MT×4WD”を楽しめる「最上級モデル」は豪華本革シート&“Boseサウンド”搭載でスゴイ! “170万円安い”最安「15C」と何が違う!? 注目の「流麗コンパクト」を比較!
マツダは2026年7月23日、「MAZDA3(マツダ3)」の商品改良を発表しました。最安グレードと最上級グレードにはどのような違いがあるのでしょうか。
「マツダ3」一部改良モデル 最安最高比較
2026年7月23日に商品改良が発表されたマツダ「MAZDA3(マツダ3)」。ファストバックとセダンという2つのボディタイプが展開されていますが、ファストバックの最も手頃な最安グレードと、装備が充実した最上級グレードにはどのような違いがあるのでしょうか。
マツダ3の現行モデルは2019年に国内で発売され、2020年には「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
なかでもファストバックは、徹底して要素を削ぎ落とした「魂動デザイン」により、流麗なコンパクトボディでありながら、光の移ろいでボディーの表情が変わるような造形を追求しています。
室内も、ステアリングやメーターなどを左右対称に配置したドライバー中心のコックピットを採用。目立つ装飾を増やすのではなく、運転に集中しやすい環境や、長く乗っても飽きにくいシンプルさを大切にしていることが、マツダ3らしさといえるでしょう。
2026年の一部改良では、新たなパワートレイン「e-SKYACTIV G 2.5」を追加するとともに、グレード体系を整理しました。これまで法人仕様だった「15C」は、一般ユーザーも選択できるカタログモデルとなっています。
さらに、先進安全装備を進化させたほか、コネクティッドサービスの料金体系も変更。ボディーカラーには、e-SKYACTIV G 2.5搭載車とe-SKYACTIV X 2.0搭載車を対象に「エアログレーメタリック」が追加されました。

今回比較するのは、ファストバックの最安モデル「15C(2WD・6EC-AT)」と、最上級グレード「X Touring(4WD)」です。X Touringには6EC-AT車と6MT車が用意され、価格は共通です。
ボディーサイズは、両モデルとも全長4460mm×全幅1795mm×全高1440mm。ホイールベースは2725mm、室内寸法は長さ1820mm×幅1554mm×高さ1155mmで、車体と室内の大きさに違いはありません。
同じボディーを使いながら、外装の仕立てには差があります。
15Cは205/60R16タイヤと、フルホイールキャップ付きの16インチスチールホイールを装備。セイルガーニッシュとセンターピラーガーニッシュには材着ブラックを採用しています。
一方、X Touringは215/45R18タイヤと、ブラックメタリック塗装を施した18インチアルミホイールを装着します。
ガーニッシュは艶のあるピアノブラックとなり、大径マフラーカッターやデイタイム・ランニング・ライトも標準装備。足元や細部の質感を整えることで、ファストバックの引き締まった造形をより際立たせています。
内装では、15Cがブラックのクロスシート、ウレタンステアリング、8.8インチセンターディスプレイ、8スピーカーのマツダ・ハーモニック・アコースティックスを採用します。
X Touringは、ブラックのスムースレザーシートと本革巻ステアリングを装備。
2万2000円のメーカーオプション「バーガンディレザーパッケージ for X Touring」を選ぶと、シートやインパネなどをレッドでコーディネートできます。
このほか、X Touringには、運転席10Wayパワーシート、運転席・助手席シートヒーター、ステアリングヒーター、10.25インチセンターディスプレイ、ワイヤレス充電、12スピーカーのBoseサウンドシステムなどを標準装備しています。
15Cは装備を絞ったエントリーグレードですが、マツダ3のデザインやドライバー中心の基本設計まで変わるわけではありません。一方のX Touringは、手に触れる部分や音響、運転姿勢の調整機能まで、快適性と質感を高めた仕様です。
安全装備では、15Cにもスマート・ブレーキ・サポートの前方・後方検知機能、車線逸脱警報システム、レーンキープ・アシスト・システム、ブラインド・スポット・モニタリングなどを標準装備しています。
ただし、今回の改良で進化・追加された先進安全装備は、15Cには適用されません。
X Touringでは、降車時警告機能付きのブラインド・スポット・モニタリングや緊急時車線維持支援、交差点や右折時などに対応するスマート・ブレーキ・サポートの追加機能を採用しています。
さらに、360°ビュー・モニター、アダプティブ・LED・ヘッドライト、ドライバー・モニタリング、クルージング&トラフィック・サポートなども標準装備です。
パワートレインは、15Cには1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」が搭載されます。最高出力は111ps、最大トルクは146Nm。6EC-ATを組み合わせ、前輪を駆動する2WDです。使用燃料はレギュラーガソリンとなります。
X Touringは、2.0リッター直列4気筒エンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「e-SKYACTIV X 2.0」を搭載。エンジンは最高出力190ps、最大トルク240Nmを発揮します。
e-SKYACTIV Xには、マツダが世界初とうたう燃焼制御技術「SPCCI」を採用。力強いトルクに加え、アクセル操作に対するリニアな反応や、高回転まで滑らかに伸びる加速感を追求しています。
駆動方式は4WDで、トランスミッションは6EC-ATと6MTから選択できます。なお、使用燃料はプレミアムガソリンです。
WLTCモード燃費は、15Cが16.6km/L。X Touringは6EC-AT車が16.7km/L、6MT車が17.7km/Lです。
価格(消費税込)は、15Cが236万5000円。X Touringは6EC-AT車、6MT車ともに407万円で、15Cとの価格差は170万5000円です。
15Cは、装備をシンプルにまとめながら、マツダ3の美しい造形や運転のしやすさを価格を手頃な価格で楽しめるモデルです。
一方のX Touringは、スムースレザーの内装やBoseサウンドシステム、先進安全装備に加え、e-SKYACTIV Xと4WDを採用した走りも質感も極めた最上級モデルです。
また、日常での扱いやすさを重視した6EC-ATと、自分で変速する楽しさを味わえる6MTを選択できることも、最上級グレードであるX Touringの魅力といえるでしょう。
Writer: 青木一真
埼玉県生まれ。宅配ドライバーを経験した後に、車中泊関連の記事執筆を開始。現在はフリーライターとして、車メディアに従事している。自動車は輸入車、スポーツカー、SUV、ミニバン、軽自動車の所有を経験。月間3000kmほどを走行している。






























































