ホンダ「インサイト」新型登場間近 中古情報から車名の意味まで紹介

ホンダは、新型「インサイト」を2018年冬に発売します。新型登場前に、初代モデルや2代目モデルの遍歴を振り返り、ハイブリッド技術とスタイルの進化を追っていきます。

1999年に世界最高の超低燃費を達成したホンダ「インサイト」とは?

 2018年夏に米国で販売を開始したホンダのハイブリッド車「インサイト」。日本では、同年秋より発売を予定しています。新型「インサイト」の発売を前に初代モデル、2代目モデルの功績を振り返ってみましょう。

1999年11月発売の初代「インサイト」

 1999年11月に初代「インサイト」は誕生しました。当時の量産ガソリン車として世界最高の超低燃費35km/L(10・15モード)を実現することで話題をさらったホンダのハイブリッド車です。

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 車名である「インサイト」の意味を調べると「洞察力」、「見抜く力」というものが含まれていますが、このモデルではハイブリッドカーの本格的な普及という新しい時代の到来を洞察するクルマとして開発されています。

 優れた燃費を実現するために、空力性能を最優先に基本形状を設計した先進的でスポーティなスタイリングや、2シーターで820kg(5MT)という超軽量な車重が実現。

 パワートレインは、1リッター・リーンバーンVTECエンジンを主動力とし、薄型DCブラシレスモーターを補助動力として使用することで、2000年には当時のガソリンエンジン部門のギネスブック記録である30.42km/Lを大幅に上回る36.33km/Lという燃費記録も樹立。初代「インサイト」は、モーターとバッテリーなどを追加するだけのシンプルな機構である「パラレル方式」を採用しています。

 その後、2004年にはアンダーカバーの装着でメーカー公表燃費が36km/Lへと向上されるなど、改善が図られた初代「インサイト」ですが、2009年には世界のモーターショーで新型のコンセプトモデルを発表。同年に2代目へとバトンを渡すこととなります。

 また、初代「インサイト」の初期モデルは新車価格211万円でしたが、現在の中古車相場は約25万円から100万円となり、現存する台数もかなり少なくなっているようです。

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