ホンダ新「“タフ顔”スクーター風アドベンチャーモデル」発表! 約210万円&ゴツゴツのド迫力デザイン採用! めちゃ売れ「X-ADV」2027年モデルが欧州に登場
ホンダ・ヨーロッパは2026年7月28日、アドベンチャーモデル「X-ADV」の2027年モデルを発表しました。
アドベンチャーの走破性とスクーターの利便性が融合
ホンダ・ヨーロッパは2026年7月28日、アドベンチャーモデル「X-ADV」の2027年モデルを発表しました。
今回の改良内容は新たなカラーラインアップの追加が中心となっており、このモデルが持つ独自のキャラクターをより鮮明に打ち出す仕上がりとなっています。
X-ADVは2017年に誕生したモデルで、アドベンチャーバイクの走破性とビッグスクーターの利便性を組み合わせるという、それまでになかったコンセプトを持っています。
都市部での移動から本格的なアドベンチャー走行まで幅広くこなせるオールラウンドな性能と、ほかにはないパッケージングが欧州のライダーから厚い支持を集めてきました。
これまでに欧州全体で 6 万台近くが販売されているという事実が、その人気を物語っています。
2025年モデルへの移行に際しては、スタイリングが大きく刷新されました。フロントマスクには、モーターサイクルとして世界初となるウインカー内蔵のデイタイムランニングライト(DRL)を備えたデュアルLEDプロジェクターヘッドライトが採用され、よりシャープでアグレッシブな顔つきへと生まれ変わっています。
また、フェアリングには製造時のCO2排出量を抑える高光沢バイオマスプラスチック「Durabio(デュラビオ)」が世界で初めて用いられており、ホンダが掲げる長期的な環境目標に沿った取り組みとなっています。
機能面ではクルーズコントロールが標準装備され、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)は低速域での応答性が改善されています。

装備の面では、ライダーの使い勝手を高めるための機能が豊富に備わっています。5インチのフルカラーTFTディスプレイは「Honda RoadSync」を通じてスマートフォンと接続でき、ターンバイターン方式のナビゲーションなどを画面上で利用可能です。操作は左ハンドルバーに設けられたバックライト付き4ウェイトグルスイッチで直感的に行えます。
シート下には22Lの収納スペースとUSB-Cソケットが確保されており、フルフェイスヘルメットの収納も可能です。グローブボックスも備えており、さらにスマートキーシステムによってポケットにキーを入れたままイグニッション操作ができます。
搭載されるエンジンは排気量745ccの水冷SOHC8バルブ並列2気筒で、中低速域での力強い出力特性が持ち味です。最高出力は43.1kW、最大トルクは69Nmを発揮し、燃費はWMTCモードで3.6L/100kmという水準を実現しています。
スロットルバイワイヤ(TBW)システムの採用により、STANDARD、SPORT、RAIN、GRAVELの4つのライディングモードから走行状況に応じて選択できるほか、ライダー自身の好みに合わせてカスタマイズできる USERモードも用意されています。ホンダセレクタブルトルクコントロール(HSTC)は3段階の介入レベルを持ち、よりスムーズな制御が可能となるようアップデートが施されています。
シャシは軽量かつ剛性の高いチューブラースチールダイヤモンドフレームを採用しています。フロントサスペンションは 41mmの倒立フォーク、リアはプロリンクを介して作動するモノショックという構成です。
フロント17インチ、リア15インチのホイールにはブロックパターンのタイヤが組み合わされており、ブレーキはラジアルマウント4ピストンキャリパーとなっています。
2027年モデルでは、この2025年モデルで確立されたスタイリングや装備を引き継ぎながら、カラーラインアップが一新されています。
新たに設定される標準色は「マットウォームアッシュメタリック」、「パールディープマッドグレー」、「マットバリスティックブラックメタリック」の3色で、これにスペシャルエディションカラーとして「グランプリレッド」が加わります。
2027年モデルのX-ADVの価格は1万1499ユーロからで、日本円に換算すると2026年8月上旬のレートで約209万円となります。
新色の追加というアップデートにとどまる今回のモデルチェンジですが、欧州で積み上げてきた販売実績と完成度の高いパッケージングを持つX-ADVが、引き続きアドベンチャースクーターの有力な選択肢であることに変わりはないでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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